「サンマの蒲焼」 料理
お重に盛ると、なんか・・イイデショ!
缶詰の秋刀魚の蒲焼を食べよう!・・・・と、思いたった。
しかし、フツーに食べても面白くない・・・じゃ、折角だからお重に盛って秋刀魚重にしてみっか・・・と、思ったんです。
お重って、フリマなんかでたまに見かけます。こういうの、買っておくと楽しいですね~。閉店したお寿司屋さんとかウナギ屋さんなんかの店先に差し上げますなんて置いてある時もありますね。近頃、高齢化が進んで廃業するお店も多くて淋しいですが、使ってあげると器も喜びますし、店主もウレシイと思いますよ。そういうのを見かけたら頂いてくると良いと思います。
運動会のときなんか、子供が喜びますよ~
さて、缶詰の秋刀魚を食べながら思いました。
「そういえば、秋刀魚の蒲焼って食べたことあったっけカナ?」
秋刀魚の蒲焼は北海道とか東北の秋刀魚漁が盛んな港町では良く食べるそうですが、東京では塩焼きにしか思い至らないんですね。コレ、秋刀魚が季節ものだからでしょうね。
そんな訳で作ってみようかと思い立ったのであります。
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先ずは3枚におろす・・・この時点で、もう作るのヤ~メタ、サンマは塩焼きが美味しいから塩焼きでジュウブンだもんね!他の食べ方なんかキョーミナイかんね!・・・・・・って、思った人、秋刀魚の終わりの季節になると、スーパーの魚売り場にはおろした秋刀魚が並ぶことが良くありますから、見かけたらすぐ買いましょう!そうすれば俄然作る気が起きます
さて買ってきたら、軽く塩を振り、キッチンペーパーの上に並べて軽く水けをきります。
しばらくしたら小麦粉をまぶします。軽くでイイデスヨ~!まぶし終わったら軽くはたいて余分な粉を落として、油を敷いたフライパンに並べます。
並べ終わったら点火します。弱火で煮るように焼きます。粉を振ってあるから熱したフライパンに入れるとすぐに焦げますので、必ず並べてから点火しましょう。
さて焦げ目が付いたら、いったん皿等に取り出してフライパンに残った油を捨てます。コレ、そのまま使うと非常に脂臭く仕上がってしまうので是非やってください。
さて油を捨てて一旦フライパンを洗い、そこに酒、しょうゆ、砂糖、みりんを合わせてタレを作ります。点火して温めつつ味をみながら作りましょう。最初は凄く甘めに作りましょう。そうしてから少しずつ醤油を入れながら好みの塩加減にしましょう。最初から味を決めちゃうと、失敗したときに取り返しがつきません。ですから醤油は最後に少しずつ入れていきましょう!
弱火で煮るようにタレを詰めていきます。タレの量が半分くらいになったら出来上がり。
こんな感じで出来上がり
かなり加熱してますので小骨も気にならないくらい柔らかくなってます。
香りは秋刀魚特有の香りが薄まり、これはこれで美味しいです。この秋刀魚の香りは缶詰なんかでは強く出てますが、一回脂を捨てましたので非常に薄く、ある意味上品に仕上がります。
蓋つきの器にアツアツのご飯を盛ると、秋刀魚が丁度よくふっくらとします。アフアフと搔き込みます 写真はそのままですが、海苔、山椒、ワサビ、ネギ、なんかの薬味を載せるとウマイぞ~・・で、半分食べたら残りにお茶かけても・・・美味くて涙が出てきます
半分は酒の肴、半分は〆のご飯・・一粒で2度美味しい!秋刀魚の蒲焼。これはお奨め!
ところで、秋刀魚の蒲焼重なんて、ウナギの代用食じゃね?ってシツレーなことを言う方、あのね、英国ではウナギのパイと言うのがあって、コレはビーフパイが食べられない人達のための代用食で、食べるときにビーフ煮汁をぶっかけてビーフっぽい味にして食べる代用食なんです。
ウナギ、ウナギって威張ったって、ウナギだってなんぼのモンじゃい!
・・・・あ、秋刀魚は代用品の代用品か?・・・・・・う~ん・・・だからなんだい?
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