うちの会社では毎年のようにリストラを実施していて、多くの知り合いが会社を辞めていった。
リストラされる理由は色々だけれども、東大をでていようが、京大を出ていようが自分の所属している部署の業績が悪いとリストラの対象になるし、配置転換など実施しない会社なので部署の命運イコール自分の未来みたいなところがある。
多くの人は高校なり大学で学んだあとで会社に就職し、そのまま学校へは2度と行くことはないまま一生を過ごすのではなかろうか。
私自身はたいした大学を出ていないけれども、就職後であっても学校で学んでいくことは生活をしていくうえでとても大事なことだと考えている。
学歴などは全く関係ないと思っているけれども、知識を身につけていくことは生きる力そのものにつながると考えている。
残念ながら多くの日本の大学は2部教育をやめてしまっているけれども、大学や専門学校における社会人教育を主眼においた高度専門教育は今後ますます重要になってくると感じている。
私自身も専門学校へ通っているけれども、本当は余裕があれば東京理科大学の2部で数学を勉強したいと思っている。理由は数理心理学を研究するうえで数学は研究の基礎になるからである。
何かをやろうと思ったとき、自分の知識の足りなさがネックになることがあり、やはりそれを解決するには学校を利用しながらというのが一番効率が良いやり方だと思う。
ただ、大学というのは自分で勉強するところなので自分で調べたりすることができない人であれば大学へ通ったところで何も得るものはないだろうし、今、日本で2部を開講している大学が少なくなっているというのも、勉強したい、新しい知識を身に付けたいというニーズが少ないからなのであろう。
アメリカ軍の法廷ドラマを見ていると、軍で働きながら夜学に通って弁護士資格をとってなどという場面が出てくるから、アメリカの社会では働き始めたあとであっても大学で勉強するということは普通のことなのかもしれない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます