百笑館・但熊・素晴らしき農業

農産物直売所 卵かけごはんの店

鶏の話 3

2007-02-12 18:53:45 | 百笑館
「クチバシが黄色い」と言います。
まだ若いとか、経験の少ない時などに使用しますが、若い鶏はクチバシが
黄色いのです。

クチバシだけでなく、足も羽毛で隠れていますが皮膚も黄色なのです。
この黄色の色素が、卵の黄身に移行します。

餌の中の色素(キサントフィル)が、体内に蓄積されたりして黄身の黄色に
なります。トウモロコシ・アルファルファ(豆科の牧草)・パプリカなどの
色素が主です。

昔(30年以上前)卵の黄身の色が濃い卵ほど、美味しかった。
そこで人工的に作った着色料(多分鶏用)を飼料に配合する様になった。
配合飼料メーカーが、養鶏場に来てお宅の卵の黄身の色はどれくらいにしましょう?と聞く位どうにでもなります。

良く卵を産んでいる鶏のクチバシ・足は白くなっています。
途中で産むのをやめた鶏は黄色になってきます。

ちなみに、写真の鶏は産み始めたところで毎日位産んでます。
(当養鶏場の鶏は卵を産む機械ではありません。)

でも先生ねばりますね~。内閣に辞めさせてもらえないのが本当かな?
コメント (2)
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