石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

民主党党大会の模様

2011-01-13 23:40:51 | 活動レポート


昨日の両院議員総会に続いて、今日は初めての民主党党大会に参加してきました。

会場となったのは、千葉県・幕張にある幕張メッセ。議員会館から約1時間、電車を乗り継いで京葉線の海浜幕張駅に到着しました。昨日、両院議員総会の時には、右翼系団体とおぼしきグループが大勢の集団で民主党議員に罵声を浴びせていましたが、今日の幕張メッセ前は思いの外、静か。ひょっとしたら昨日と同じではないかと思われるグループが拡声器で声を張り上げていましたが、人数は圧倒的に少数で、難なく会場に到着しました。

程なく大会が開会して、議長には埼玉1区の武正公一・衆議院議員と兵庫選挙区の辻泰弘・参議院議員のお二人が就任。こういう舞台では男女のペアで議長を、というのが普通だと思っていたのですが、今日は珍しく男性二人のペアでした(その理由は後で何となく分かるのですけどね・・・)。

冒頭、江田五月・大会実行委員長が開会の挨拶に立った後、来賓の挨拶へ。今日は以下の5名の来賓が挨拶に立ちました:

 ・亀井静香 国民新党代表(やたらと社民党を持ち上げつつ、民主党を叱咤する挨拶でした)
 ・福島瑞穂 社民党代表(ゆっくりと正論を話されましたが・・・)
 ・米倉弘昌 経団連会長(まるで連合会長かと思えるのような挨拶でした!)
 ・古賀伸明 連合会長(民主党への温かい、でも強い叱咤激励)
 ・熊谷俊人 千葉市長(地元を代表しての歓迎挨拶、というよりは政府与党への激励)

米倉経団連会長の挨拶が、古賀連合会長よりも先だったことにちょっとだけビックり。それ以上に、米倉会長の挨拶が、まるで連合トップの挨拶のような中身だったことにもっとビックリ。マクロの課題認識では、政府も、経営者団体も、そして労働組合もそう違わなくなっているのかなと思いましたが、いやいや、問題はミクロの具体的政策の部分なんですよね。例えば、「税と社会保障を一体的に改革して安心社会を創る」というのは政労使三者とも同じ思いなわけですが、じゃあどういう税制を作るのか、どういう社会保障制度にするのか、という点では意見が大きく異なってしまうわけです。その辺の、具体的な政策部分の議論とすりあわせをしっかりと行っていくことが、日本における政労使三者構成主義の確立につながるのですね。

ところで、熊谷千葉市長の挨拶、良かったですよ~。地方からの声、特に政治改革や地域主権改革への期待と要望、自分の言葉でしっかりと語っていました。特に、今話題のタイガーマスクを引用して、「タイガーマスクは伊達直人(なおと)、この国の首相は菅直人(なおと)、菅総理にもぜひ子どもたちや国民に大きなプレゼントをして欲しい!」という締めの言葉が最高でした!

さて、続いて挨拶に立った菅直人代表ですが、今日はかなり長時間にわたって、今後の取り組みにかける思いや意気込みを話されました。

しかし正直なところ、今日の挨拶は・・・ちょっと細かい部分に入り込み過ぎて、そして冗長に過ぎたかなという印象でした。昨日の両院議員総会での内容と被るところが多かったのですが、今日は党大会で、全国の党員・サポーターや、国民全体へのメッセージになるわけですから、むしろ大きな国家ビジョンと、それに向けた課題を要点を絞って述べていただいた方が良かったのではないかと思います。挨拶を聞かれた方で、また別の感想をお持ちの方がいらっしゃったらコメントして下さい。

また、岡田幹事長からは、昨日、発言のあった4つの点(マニフェスト見直し、政治改革、国会改革、組織改革)と、統一地方選挙勝利に向けた取り組みの計5点について提起がありました。そして、昨日の両院議員総会と全国幹事長会議、さらには今朝行われた地方代議員会議での議案に関する数々の意見を踏まえた上で議案を採択することが提案され、会場の拍手でそれを確認したわけですが、ここでちょっと騒動が・・・。

ある国会議員が手を挙げて、発言を求めたのです。まわりからは、その行動を支援する議員たちからの応援の言葉も飛び交いました。

いや、発言したいという気持ちは私も理解できます。他の多くの国会議員や、地方代議員も発言したかったかも知れません。ただ、そもそもオープンな討議な時間というのは大会の議題にはなかったのです。それがいいのか悪いのかは議論のあるところだと思いますが、議事規則で討議なしとなっている以上、議長としても発言を認めるわけにはいかなかったでしょう。そしてとっても残念だったのは、その議長の判断に対して会場からヤジが飛んだこと。身内からヤジを飛ばさなくてもいいのにな~と。そういう行為こそが、内外に悪い印象を与えてしまうのですから・・・。

結局、大会議案が確認され、統一地方選挙に向けたアピールが採択された後、団結ガンバローの三唱で終了となりました。私にとって初めての党大会、これからの民主党にとって、リーダーシップも大事だけれど、フォロワーシップのあり方も大事だと考えさせられた大会になりました。

明日は、群馬、茨城、東京で活動します。

シーサイド分会&パークタワー分会の合同政治学習会にて

2011-01-13 00:53:06 | 活動レポート
両院議員総会終了後、飯田橋に行って「東日本IT研究会」に参加。



今回、研究会のアドバイザーという役目をいただいたので、今後、情報通信に関して皆さんと一緒に議論させていただくことになります。今日は時間がなかったので、皆さんにひと言だけ、抱負を述べてきました。ちなみに、前段部分で行われた学習会の講師は、前総務副大臣の内藤正光さん。情報通信政策について、ご自身が総務副大臣をされていた時代の苦労話を含めていろいろと生の話しをされていたとのこと。時間があれば私もぜひ聞きたかった!少しお話しする時間があったのですが、とってもお元気そうで安心しました。

さて、飯田橋から今度は駆け足で品川シーサイドへ。NTT労組コムウェア本部のシーサイド分会とパークタワー分会が合同で企画された政治学習会に参加させていただいて、約1時間、国会情勢や政策課題についてお話をさせていただきました。



講演後、皆さんとじっくり意見交換する機会をいただいたのですが、代わる代わるいろんな質問をぶつけてくれたので、私もざっくばらんにお答えさせて貰いました。いや~、楽しかった! 講演ではどうしても一方的な話しになってしまいますが、こうして意見交換の時間があると、じっくりいろいろな話しが出来ます。参加してくれた皆さんも、政治の生の話しを楽しんでくれて、今後もっともっと興味をもって政治に参加してくれたら嬉しいですね。

実は、シーサイド分会の皆さんは、昨夏、親子国会見学ツアーという企画を組んで国会に来てくれたのです。とってもいい企画で、それをきっかけに親子で政治の話しをするようになったり、子どもさんに政治の解説をして親の威厳を保ったり! 非常に良かったということで、今年もまた企画したいというお話でした。パークタワー分会の皆さんもぜひ一度、見学に来たいというお話。石橋事務所としても、楽しみにお待ちしてますね。