今朝、出雲空港からの第1便で東京に戻ってきて、そのまま永田町の議員会館へ。いくつかの打ち合わせと、民主党の国対役員会、国対・各委員会筆頭理事合同会議をこなして、午後は二つの大事な政策調査会の会合へ出席。
まずは、障害者差別禁止プロジェクトチーム(PT)の会合。
障害者差別禁止条約の批准に向けて、今、急ピッチで国内法制の準備が進められているわけですが、今日は、9月14日に出された「障害者政策委員会・差別禁止部会の意見」に対して、関係団体がどのようなご意見をお持ちか、ヒアリングをさせていただきました。
今日、お出でいただいたのは、日本弁護士連合会、日本障害フォーラム(JDF)、障害者差別禁止法(JDA)を実現する全国ネットワーク、一般社団法人日本発達障害ネットワーク(JDDネット)の4組織。それぞれ、差別禁止部会の意見に対する組織としての見解を示して下さったわけですが、基本的には、すべての団体が「差別禁止部会の意見に沿って差別禁止法の法制化を進め、条約を批准して欲しい」というご意見でした。
私が個人的に注目をしているのは「雇用」に関する部分で、今、労働政策審議会の障害者雇用分科会で議論が進められている障害者雇用促進法との関係において、両者の役割分担をどうするかという点です。この点、恐らく今後の議論の焦点になってくると思うので、今後も引き続きフォローしていくつもりです。
続いて、厚生労働部門の雇用ワーキングチーム(WT)の第1回会合。
新体制では、中川治衆議院議員が座長、川合孝典参議院議員が事務局長、私が事務局次長という役員構成でWTを運営していくこととなりました。
第1回の今日は、次期国政選挙に向けた新マニフェストの準備として、雇用・労働政策に何を書き込むかについて素案を基に意見交換を行いました。この間ずっと、民主党として目指すべき雇用・労働のあり方について関係議員と協議を進め、ペーパーをまとめてきたわけですが、それを基に作成した素案を今日、初めて平場の議論に供したわけです。
今日はごく簡単な意見交換で終わりましたが、今後、党内の議員から幅広く意見を聴取し、最終的にはマニフェスト作業チームに提出をして、政策調査会としてのマニフェスト論議に最終判断を委ねていくことになります。
私自身は、とくかく労働・雇用問題を次期マニフェストの中心に据えることが重要だと考えているので、このWTとしての案をしっかりと取りまとめていきたいと思っています。今後の議論をぜひご注目下さい!