石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

愛知・一宮の凄いモーニング

2009-10-25 21:08:29 | ニュース
「喫茶店・モーニング王は6品で350円 愛知・一宮」
http://www.asahi.com/national/update/1025/NGY200910250003.html?ref=rss
(asahi.com 2009年10月25日)

こういうニュース、大好きなのですが、それにしても一位になったこのモーニング、凄いですね。これで儲けが出るんでしょうか?


ユネスコの松浦事務局長に関するル・モンドの評価

2009-10-25 12:00:15 | ニュース
「ユネスコ松浦改革を問う」
 http://www.diplo.jp/articles09/0909-2.html
(ル・モンド・ディプロマティーク 2009-9 - Revolte silencieuse au sein de l'Unesco)

国連機関における政治抗争に興味のある方はぜひ、お読み下さい。

フランスのル・モンド・ディプロマティークが、この度、退任されることになったユネスコ(UNESCO)の松浦事務局長に対する辛口の批評を行っています。新聞・テレビなどのニュースでご覧になった方もおいでかと思いますが、日本のメディアでは概ね「10年間に及ぶ改革への称賛」が報道の中心でした。

そういう中で、このル・モンド・ディプロマティークの記事はとても参考になります。政治が渦巻く国連機関の中で、「改革」は必ず、その恩恵を受けた人々から称賛され、被害を被ったサイドからは批判されます。それは時に南北対立であり、時には先進国間の対立ですが、この記事はUNESCOにおけるそういう政治対立の構図を描き出してくれています。

残念なのは、果たしてこの松浦氏のUNESCO改革が、どれだけ世界市民のため、平和の実現のために成果を挙げたのか、という視点での分析がイマイチはっきりしないことでしょうか。その辺は、今後の第三者による評価を待つしかないのでしょうね。



総務省補正予算の見直し、デジタルデバイド解消関連の額は微減

2009-10-25 11:35:39 | 政策
「総務省補正予算の見直し,携帯,クラウドなど情報通信関連の削減額判明」
 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20091016/338917/
(ITpro - ニュース:2009年10月16日)

ちょっと前のニュースですが、2009年度補正予算の見直しで、総務省・情報通信関連の削減額が明らかになってきました。結論を言えば、ICT技術の「利活用」を図る事業の減額幅を大きくする一方で、ICT技術・インフラへの「公平なアクセス」を確保するための事業の減額幅は少額に止めた、ということでしょうか。

この政府の基本姿勢は、「地方のデジタルデバイド解消関連」の予算削減額が微減に止まったことで分かります。例えば、「ブロードバンドゼロ地域の解消(地域情報通信基盤整備推進交付金)」は、予算433.2億に対して削減額は16.9億円(3.9%)。「携帯不感エリアの解消加速(地域情報通信基盤整備推進交付金)」も、予算332.6億円に対して削減額は3億円(0.9%)。「電波遮へい対策事業費補助金」に至っては、予算100.3億円に対して削減額はゼロ。

補正予算のムダの洗い出しを徹底的に進めながらも、必要な事業にはきちんと予算を付けるという政府の基本姿勢の表れでしょう。



後期高齢者医療制度の下で、数万人のお年寄りが無保険状態に?

2009-10-25 11:11:59 | ニュース
「後期医療の滞納者保険証 広域連合の8割、返還要求検討」

民主党の政権公約の一つである後期高齢者医療制度の廃止について、長妻厚生労働大臣は先日、即時廃止ではなく、2012年度末に廃止するという方針を示しました。これによって俄にクローズアップされてきたのが、保険料滞納者に対する保険証返還要求と「資格証」への移行問題です。

すでに保険料滞納によって、有効期限の短い「短期保険証」の交付を受けている方々が40都道府県でおよそ3万5千人いらっしゃるとのこと。これらの皆さんの大半は無年金や低年金であることを考えれば、広域連合が実際に返還要求を行えば、多くの方々が実質的に無保険状態(注:資格証では、受診の際に窓口で一旦、全額自己負担をしなければならなくなります)になることが懸念されています。

長妻大臣は、「保険証を取り上げるようなことはしない」と発言しているようですので、政府の早急な対応をお願いしたいですね。



雑感:上信越行動第1クールを終えて

2009-10-24 22:20:41 | 雑記
今週は、上信越行動ということで、新潟を皮切りに、群馬、長野と移動しながら活動を展開しました。生まれて初めて、佐渡にも訪問させていただきましたし、北は新潟県の新発田から、南は長野県の飯田まで、移動距離もなかなかのものでした。

ところで、「信越地方」というと、佐渡を含む新潟県と長野県の二県のこと。「上信越地方」というのは、この信越地方に群馬を加えた呼称です。この他に、信越地方と北陸地方を併せて「北信越地方」、信越と山梨を併せて「甲信越地方」という言い方をすることもありますね。

中でも新潟は、上越、中越、下越、佐渡の4つに区分でき、長野は北信、中信、南進の3つに区分できるそうです。今回のキャラバンの最中にも、何度となくこの地域区分を聞くことが出来ました。特に長野の方ですが、「この人は南信の出身です」とか、「これは北信にしかない」とか、何かとこの地域区分が意識されているのを伺い知ることが出来ました。新潟にしても長野にしても、それだけ同じ県内でも地域性が違うということなのでしょう。

この上信越地方の中で、結びつきの強さから言うと新潟と長野、特に新潟の上信越地方と長野の北信地方なのでしょうね。同じ上信越地方と言いながら、新潟や長野のその他の地域や、群馬の諸地域の間の結びつきがそれほど強いという感じはありませんでした(間違っていたらご指摘下さい)。ブログにも書いたように、南信からは東海地方に出た方が早い、というような地理的事情も当然、あるのでしょうね。

さて、今回、新潟の長岡で、「長岡野菜」についてのお話を伺いました。長岡野菜を新たな長岡ブランド品として、全国的に売り込んで行く、というお話です。私も長岡野菜というのは初めてお聞きしたのですが、こちらのサイトで見てみると、とても多くの種類があることが分かります。ちゃんと認定基準があって、

 1.古くからあって長岡でしかとれないもの
 2.どこにでもあるけど長岡で作るとおいしいもの
 3.新しい野菜だけれど長岡で独特な食べられ方をしているもの

なんだそうです。巾着なす、梨なす、糸うり、ずいき、だるまれんこん、などが認定されています。上記のサイトでお取り寄せセットが販売されるようですので、興味のある皆さんはまたサイトを訪れてみて下さい。

ただ、私が面白いと思ったのは、この長岡野菜について紹介して下さった方の次のお言葉でした。「新潟には、すでに各地で地域ブランド品がたくさんあって、これから新たに長岡野菜を全国区にしていくのは容易でない」と。なるほど~っと思ったわけです。確かに、新潟にはすでに多くの名産品がありますね。魚沼産のお米とか、各地の地酒とか、村上牛とか。そして、各種の野菜は、これまで「新潟野菜」というブランドで流通していたのだろうと思います。それを「長岡野菜」としてこれから売り込んで行くわけですから、そう簡単なことではないでしょうね。

ただ、この方向性は、北海道の釧路でお伺いした話と同じです。「北海道産」というブランドから、「釧路産」というブランドに切り替えて、釧路の地で産まれた商品だということを明確に訴えたい、というお話でした。それぞれの地域がそれぞれの地域の特色・名産を積極的に売り出していき、それを地方振興につなげていく。簡単ではないけれども、これからの地方にとって必要な、かつ夢のある話だと思いませんか?

以上、上信越行動第1クールを終えての雑感でした。

来週は、東海地方で行動します!