AKB48の旅

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NHK『東北発☆未来塾』 第2週「秋元流プロデュース論 企画の“芽”の見つけ方」

2013年04月13日 | AKB
第一週は見逃したけど、どうだったんだろう。特に話題にとかなってなかったように思うけど、秋元康氏は出なかったのかな。

ざっと見た感じ、見事にいつもの秋元氏だった。新しい情報がほとんどない。表現とかがちょっと変わってたように思うけど、これまで見てきた秋元氏の発言内容の範囲に、しっかり収まってたんじゃないか。と言いつつ、相手が東北の学生という、言わばキーワードが二つ重なってるためか、ちょっとだけ前のめり気味というか、踏み込んでる感があったっかな。

その「踏み込んだ」表現だけど、「プロデュースとは、0を1にすることではない。0.1を1にすること」というのが興味深かった。これって素直に考えて、容易に「嘘、大げさ、紛らわしい」@JAROに曲解される可能性が高いと思われるわけで、正に秋元康氏がおかれている現状そのものを、体現しているかのよう。このあたり、やはり確信犯なんだろうなというのが分かる感じ。

あとは「スランプがない」という表明が、何というか凄いな。秋元氏の歴史を表面的に辿ってみると、失敗の連続だったようにしか見えない。おにゃんこやAKBばかりが目立ってるけど、それ以外は、だいたいが失敗と敗北の繰り返しになってるとしか思えない。

けれども、やはりあれは「スランプ」とかではないということなんだろう。ギャンブルに負けたというとアレだけど、きれいな表現にするなら、可能性に挑戦し続けてきたけど、その多くは巧く行かなかった、一歩先のリスクを取りに行って失敗した、そういうことなんだろうと思う。リスクを取って、ベットしたんだから、ある程度負けが混むのは当たり前。死ななければ、諦めなければ、いつか夜は明ける。明日は必ずやってくる。正に「勝ち越せば良い」の実践ということか。

「夢にしがみつくんだ」というのは、秋元氏自身の座右の銘みたいなもんでもあるんだろうな。