AKB48の旅

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NHKEテレ「ねほりんぱほりん」2月1日放送の「地下アイドル・前編」の衝撃

2017年02月03日 | AKB
「地下アイドル・前編」まとめ
http://www.nhk.or.jp/nehorin-blog/100/261959.html

タイトルは誇張というか、ほぼ冗談なんだけど、それにしても視聴してていろんな意味で「衝撃」だったというのは事実。

地下アイドルという存在様式について詳しいわけではないし、「現場」とかもほぼ知らないし、ネット情報とか書籍とかでそれなりには聞き知っていたつもり程度。けれどもこうしてNHKEテレという、それなりに信憑性のあると思われるメディアを通して生の証言を聞かされると、そのインパクトはやはり違う。

地下アイドルの全貌は誰にも分からないけど、推定1万人はいるという、具体的に提示された数字にまずは驚かされる。さらには、ファンの総数の方が地下アイドルの総数より少ないかもとか、家族、友達、彼氏、セフレ!の動員をかけるとか、もうなんかクラクラするような世界観。

売れない芸人とか売れないミュージシャンとかだと、それなりに歴史のある存在様式と言えると思うんで、そうでもないんだけど、この地下アイドルというものの在り方は、ありがちなようでいてなんか違和感というか、より「闇」が深いかのように感じられてしまう。

その上で、こうした「地下」というか水面下があって、そこから連続体として水面上にわずかに顔を覗かせる、覗かせていられるのが、一例AKBだったりするという、分かってるつもりだったようでいてそんなに甘くないみたいな、妙な居心地の悪さを感じてしまう。ヘンテコな比喩だけど、ここに現れてる「下部構造」と「上部構造」的な階層構造。うーんなんか言葉に詰まる。

前後編ということで、次回も楽しみにしたい。