AKB48の旅

AKB48の旅

てんとうむChu!と16期生

2017年02月13日 | AKB
2月11日放送のAKB48SHOW#141で印象的だったのが、てんとうむChu!と16期生の対比だった。番組の冒頭がてんとうむChu!、ラストが16期生だった。と言っても例によって「対立厨」的な意図はない。そこに現れていた「構図」が興味深かった。

てんとうむChu!の7人が、いずれも個が確立してキャラが立っているのに対して、16期生は個人識別が困難だった。何度か見直したけど、せいぜいがどうにか田口愛佳さんと武藤小麟さんくらいかな。

そして披露した曲がそれぞれ「青春タイアド」と「RIVER」だった。歌詞の内容的にもAKBの歴史的にも、番組サイドが意図したんじゃないかと思いたいくらいに対照的な曲だった。

つまりは、単純化して露骨に言い切ってしまうなら、ピークアウトした存在とこれから「上り坂」の存在。もちろんピークアウトしたから「終わる」とは限らないし、「上り坂」の先は五里霧中でまったく視界は開けないかも知れない。それでもここに、AKBの、そして日本型アイドルのみごとな縮図がある、そう捉えることは可能だろう。

それにしても、今から振り返るからこそではあるんだろうけど、2009年9月13日「夏のサルオバサン祭り」で初披露された「RIVER」の映像のなんと素晴らしいことか。この前田さんの輝きは、やはり尋常ではない。