AKB48の旅

AKB48の旅

大西桃香さんの抜擢

2017年02月06日 | AKB
AKB47thシングル 「シュートサイン」の選抜に、大西桃香さんが「抜擢」された。32人の大人数選抜とは言え、これは快挙と言って良いんだろう。

これまでSHOWROOMはほとんど見てなかったんだけど、選抜発表後の大西さんのSHOWROOMを見てみて、ああ、これは抜擢されるわ、と納得させられてしまった。それだけのものがあった。この娘は「本物」かも知れないと思わされた。

たった1回のSHOWROOMを見て分かったつもりになるなよ、とか言われてしまえばそれまでなんだけど、それでも書いておきたい、伝わってきたものがある。

まず何より真面目さと誠実さ。日本人としてもっとも大事な徳目。真面目さについては微妙なところも感じられてしまうんだけど、たぶん勝手な憶測だけど、チーム8に入ったことでたくさんの仲間に出会い、そして何より最も悲しい別れを経験したことで、そこは「覚醒」したんではないか。なんかそんな運命と「変遷」のようなものを、勝手ながら感じてしまった。

次に賢さ。もともと知能は高かったんだろうところに、利発というのとはちょっと違うけど、やはり経験を糧にしたんじゃないかと一方的に推察するけど、良い意味でのある種「老成」が加わった感じと言えば、当たらずとも遠からずかなと思う。

そしてなにより、こうしてSHOWROOMという新しいツールを見事に使いこなしてる。他の誰よりも有効に使えてるという事実。単に「継続は力」にとどまらない。そこに予定調和を壊す新しさがあった。未知の新しさへの適応こそが「進化」の要諦。

内容的にもよく考えられていたというのは既述の通り。その語られた内容の中でも、今回実際に見聞きしてみて、いちばん印象的だったのがMVの撮影時の感想だった。岡田奈々さん、川本紗矢さん、込山さん、指原さん、柏木さん、大家さんの名前が挙げられて、何度もその優しさを語ってた。

過去の選抜抜擢メンバーも同様のことを語ってたと思うけど、考えてみればこれは当然のことなんだろう。選抜メンバーは、ライバルである以上に同志なんであって、何より得がたい仲間なんだということになる。そこに辿り着くためには、ファンによる押し上げと、そんなファンに応えるだけのメンバー本人の運と才能と努力と、そして何より「覚悟」が必要となる。

新たなメンバーが選抜にまで辿り着いてくれた、それはありがたいことなんであり、喜ばしいことなんであり、だからこそ愛おしく感じられたんだろうことが容易に想像できる。そこには、単に新人を迎え入れるというのを遥かに越えた感慨があるんだろうことは想像に難くない。

その昔、高橋さんと大島さんが語り合っていた、横山さんが自分たちのところにまで辿り着いてくれたことの喜び。傲慢とか上から目線とかでは決してなく、事実として「それ」に気がつき、努力し、覚悟を決め、上り詰めることの困難さ。

チーム8大西桃香の挑戦
http://blog.goo.ne.jp/ichthyophagi/e/7544677cea49a7a85d672b06b2c4ec38

”チーム8スペシャルインタビュー”がすごい
http://blog.goo.ne.jp/ichthyophagi/e/12855faf75f3011407c3f78fd125ff53