AKB48の旅

AKB48の旅

AKB48新聞8月号の座談会「存在する理由 総監督の9ヶ月」が熱い

2016年08月21日 | AKB
以下瀬津記者によるAKB48新聞8月号「編集後記」から引用

10年近くAKB48を取材してきた私は、個人的にはグループは良い方向に向かっていると感じる。特に最近の舞台、USJ、「僕の太陽」公園の活気ぶりからも分かる通り、近年では最も熱い夏になっている。今後を担う若手メンバーの意識も、半年で急速に高まってきた。相乗効果とまでは言わないが、ほかの姉妹グループもそれぞれが新機軸を打ち出して、盛り上がってきた。あとは7年前の総選挙初開催のような、世間の琴線にも触れるトピックを起こせることができたら、日本中を席巻するブームの再来も可能だろう。

肝心なことは、そんな大爆発の時のための準備ができているかどうかだ。その意味で、横山の上半期の働きは非常に大きく、たかみなとは違うやり方でもAKB48を引っ張れることを証明した。横山の功績や考え方は21面からの記事で確認していただくとして、我々が感心したのは、そのポジティブさだった。


この瀬津記者の「感じ」にどこまだ妥当性があるかはともかくとして、そんな中「総選挙初開催のような、世間の琴線にも触れるトピック」というのは少々無責任な言い放ちではないかとか、突っ込みは入れても良さそう?

それはさておき、私はAKB48新聞の回し者なんかではないと念のため断っとくけど、それでもこの「21面からの記事」、すなわち横山総監督、茅野総支配人、瀬津、森本、横山、岡田、各記者による座談会「存在する理由 総監督の9ヶ月」は凄い内容になってる。まだの方は、僭越ながら是非とも読まれるべきかと。

しかも出し惜しみというか、もちろん商売上の目論見でもあるだろうけど、8月号掲載分は「前編」となってる。9月号掲載の「後編」が待ち遠しい。

篠本634氏によるTIFのMVP

2016年08月20日 | AKB
「東京アイドルフェスティバル2016」レポ【特別編】独断と偏見のMVP&美少女ベスト3
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160818-00070243-playboyz-ent

★篠本634(ライター)
著書に『AKB48ヒストリー~研究生公式教本~』『乃木坂46物語』(集英社)『HKT48成長記 腐ったら、負け』(角川春樹事務所)など。『週刊プレイボーイ』本誌にてアイドルグループのグラビアを担当。

【MVPチーム】欅坂46
2日間に渡って参戦してきた欅坂46。誰もが「欅を見たい!」「平手友梨奈を見たい!」と思っていたことでしょう。その期待値も高い中、期待以上のものを見せていたのではないでしょうか? 特にHOT STAGEのステージは最高でした! 清純さと、規律正しく動く、その真面目さ。「ゆいちゃんず」(今泉佑唯/小林由依)による『渋谷川』も最高でしたよ!

【美少女ベスト3】

(中略)

■平手友梨奈【ひらてゆりな】(欅坂46)
求められてることを120%で見せられるっていうのはすごいです。15歳ですよ? 15歳の自分を思い出してください。あのTIFという場所に置かれて、あんなに歌の世界に入り込めますか? 「アイドルとは説得力」という初心を思い出させてくれました。彼女が歌う、「僕は信じてる。世界には愛しかないんだ」って…愛しかないって思っちゃいましたもん。


なんか懐かしい。『AKB48ヒストリー~研究生公式教本~』は、本ブログの原点というか、むさぼるように読んだのはいつのことだったか。その著者によるMVP。私的にはツボです。

何より、これを書いてる背景に、「世界には愛しかない」が流れてる。「おずおずと「世界には愛しかない」について」の記事を書く少し前から、ずっと途切れることなく、永遠の如くにリピート再生し続けてる。単純計算でも数百回。これだけはまったのは、正直、「恋するフォーチュンクッキー」以来。

チーム8版舞台「絢爛とか爛漫とか」の人選

2016年08月19日 | AKB
舞台「絢爛とか爛漫とか」がチーム8メンバーで単独上演決定!!
http://toyota-team8.jp/news/kanto/20160818-025187965594697.php

今年4月にAKB48メンバーによって上演された舞台「絢爛とか爛漫とか」が、チーム8メンバーで再び上演されることが決定しました! 出演するのは、秋田県代表・谷川聖(タニカワ ヒジリ)、岩手県代表・佐藤七海(サトウ ナナミ)、神奈川県代表・小田えりな(オダ エリナ)、大阪府代表・永野芹佳(ナガノ セリカ)、京都府代表・太田奈緒(オオタ ナオ)、鳥取県代表・中野郁海(ナカノ イクミ)! 360度、お客さまに囲まれた円形ステージで、毎公演に4人のメンバーが出演します。

また、この記念すべきチーム8単独舞台を盛り上げるべく、さまざまな施策を準備中! 出演者に加え、各公演にお手伝いメンバー2人が遊びに来ます! お手伝いメンバーは、前説を行い、上演中は客席で観賞。終演後にはアフタートーク会(携帯電話での写真撮影OK)も実施します。もちろんお見送りも予定しています!


谷川聖、佐藤七海、小田えりな、永野芹佳、太田奈緒、中野郁海(敬称略)という人選が、なんといっても興味深い。地域でも年齢でも、そしてたぶん人気順でもない。あるいはそれらをすべて加味した上での、さらにはメンバー個々人の意思表示と、適性を考慮した上でのスタッフサイドの推薦なのかも知れない。

少なくともここに倉野尾さん、坂口さん、山田さんがいないこと、その意味を考えてみるのは、それなりに有意義かも。

an.an No.2016 「指原莉乃 イノセントな官能」

2016年08月18日 | AKB
an.an No.2016「指原莉乃 イノセントな官能」26pから以下引用

「昔は単純に、おっぱいの大きな人に憧れたりもしてたんですけど(笑)、最近は髪が綺麗な人は色っぽいなと思うようになりました。黒髪には黒髪のセクシーさがあるし、茶髪で手入れが行き届いている女性は、みっとモテるんだろうな、とか。あと『あの人は色気があるよね』と、メンバーの間でよく話題に上がるのは、前田敦子さん。あっちゃんって、ごはんを食べていても何をしていても、いい意味で本当に無防備なんです。見た目はきっちりしてるのに、不思議な抜け感があるというか。もちろん完璧な女性は大人として素敵だと思うけど、私がどうしようもなく色気を感じるのは、ナチュラルに隙がある女性かな。自分が男だったら、絶対に放っておけないはず」

まったくの新情報というわけではないけど、以前、秋元氏の指原さん評のところでも触れたけど、他者評価の自己言及性とでもいうのか、心理学でいう「投影」。それが端的に表れてるとも取れるし、ストレートに、指原さんという類い希な視点からの前田さん評としても読める。

それはさておき、このan.an No.2016って、ほぼというかまんまエロ本なんだけど、HKTのメンバー、とりわけ中学生メンバーとかが読んでも良いんだろうかとか、そんな杓子定規のキレイゴトなんぞ口走ってみたくなる。

おずおずと「世界には愛しかない」について

2016年08月17日 | AKB
なんと表現すれば良いんだろう。なんか口ごもるというか、躊躇を覚えてしまって書きづらいんだけど、「世界には愛しかない」の、とりわけMVについて。

その虚構性とか浅薄性とかをあげつらっても良いんだけど、やはり正直に感動してしまう自分がいる。クリエーターのモチベーションということを何度か書いたけど、それがあからさまに鮮やかに爆発してるように感じる。

「世界には愛しかない」という楽曲自体、曲は心地よい開放感と疾走感があり、詩も恥ずかしいまでに瑞々しいんだけど、それを映像として見事に表現してしまってる。心の視野が極限まで開けるような爽快な大草原と林立する風車を背景に、無防備に精一杯、自己表現する姿が空しくも愛おしい。無に等しい自己と無限大の可能性の狭間が、残酷なまでに青春してる。

秋元氏を、そしてMVの監督の池田一真氏を、その気にさせている、平手さんはそれだけの素材なんだろうと納得させられる。

欅坂46の「作られ方」
http://blog.goo.ne.jp/ichthyophagi/e/402c43d16d8bcedb14a366a41d6beaed