雪か?みぞれ?か分かりにくいけど、降り続いている
傷口のテープもとれて、思いっきり髪を洗らってさっぱりした
夫は確定申告の書類作成で、悪戦苦闘している
時々、留学生の呂さんを思い出す
呂さんとは、大阪在住の時、自宅近くのバス停で知り合った
黒竜江省ハルビンから来て、近くにある大学の留学生だった
片言の日本語で話しているうちに、25歳の彼女の真剣さが伝わり
日曜に時々お昼ご飯に招待した.
彼女は国から奨学金をもらい、年間日本で80万働かないと、
留学生活は挫折すると、勉強、仕事を目一杯頑張っている!
3回目頃には、気心も知れて、疲れているのか、椅子に座りながら
寝込む。タオルケット掛けてあげてそっとしておいた!
ある時、伊予柑の皮をむき、袋から出し食べやすくして出した
夫は呂さんに「ゆっくりして行ってね!」と玄関近くにある洋間に戻った。
夫は結婚した時からTVを見る時、ゴロンと横になる。
若い時から今も変わらない。呂さんが、
「あのおじさんは、どこか悪いのか?身体に障害があるのか?」と聞かれた
「えっどうして?」
「何時きても寝ている。自分でミカンむけないのか?」と聞かれた
「TV見るときは昔からそうなの! ミカンは剥いてあげないと、面倒がって食べないのよ」と言ったら
「中国の女性は、男性と同じに働いているから、ミカンの皮をむいてあげたりしないよ。
男でもできることは自分でする。おばさんは優しいけど、良い事じゃないヨ!」と
目を吊り上げて言った
へえ~・・呂さんの中国での生活を少し感じた!