こんにちは いけや正の 晴れ時々スケッチ  

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 できないことは ひとりでも 声を上げて
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新しい資本主義? 言葉だけ? 偽りの新しさ?

2022年01月18日 | 国会
岸田総理の所信表明演説。
「新しい資本主義」だそうだが。
それでは今までの「古い?資本主義」が間違っていたというのかな。
安倍さんの進めてきたアベノミスクが間違っていた?
それなら、そこにメスを当てて政策を転換しなければ。
 非正規雇用が働く労働者の4割を占めるまでに「規制緩和」を進め、
賃金を引き下げてきた結果、ワーキングプワーを生み出し、
格差と貧困が拡大。おまけに消費税の増税で、
国民の懐が冷え、国内消費が冷え込んだまま。
一方で大企業のため込んだ内部留保は過去最高に。
「新しい資本主義」というなら、このあたりにしっかりと切り込んで
国民の懐を温めてくれなくては。
さあ、どうする、岸田さん。確か「聞く耳」持っているよね。

友人からの年賀状に元気をもらう。

文書通信交通滞在費月額100万円! でも もっと凄い320億円の政党助金は?

2021年11月18日 | 国会
 国会議員の文書通信交通滞在費100万円が大騒ぎになっている。
10月31日投開票で行われた総選挙。その日当選した議員に
10月分100万円が支給された。
取り上げた日本維新の会は我が意を得たりと「身を切る改革」を声高にアピール。
 しかし、100万円で騒いでいる場合ではない。
税金のつかみ取りは、政党助成金として毎年320億円も各政党が山分け。
 使い残したら基金として返還もせず、ため込んでいるという。維新は15億円も。
日本共産党は政党助成金制度発足から、憲法違反として受け取りを拒否。
 どの世論調査を見ても今や支持政党第1位は「どの政党も支持しない」「無党派層」
自民党の30パーセント台を上回る。
支持しない政党にも税金を分配する政党助成金。
100万円の文書通信交通滞在費の解決?で一件落着にされないこと。
政党助成金に本格的なメスを。廃止して政党は自らの足で歩き、汗をかいて
有権者の支持を得、募金も自ら集めることが基本。
 それを怠って濡れ手に粟の如く、税金を懐に入れるなど言語道断。
さて、この問題、どこまでマスコミも含めて切り込んでいけるか。
日本の民主主義のレベルが試される。

会議の後、夕暮れの空はうろこ雲。

政治家と金 公認した党の責任は?

2021年01月21日 | 国会
 河井案里参議員が東京地裁で公職選挙法違反で有罪判決。
確定すれば議員を失職に。
 国会でその責任を問われた菅総理は「国会議員は自らの責任でその出処進退を判断」
などと述べて、まったく他人事。
このフレーズは、自民党の国会議員が金をめぐる問題などで捜査の対象になった時の
常套句。河井克行元法務大臣、吉川元農林大臣などの問題も同様。
今に始まったわけでもない。
 しかし、いずれも「自民党公認」として立候補し、
ついこの間の選挙戦では菅総理も応援に出かけているのでは。
その自民党公認議員たちが、問題を起こし、逮捕され裁判と言うことになれば、
本人の問題とともに、公認した自民党の責任を明らかにする必要があるのは当たり前。
 自民党は政党としての国民に対する責任を果たしていないのでは。
ひどい話。マスコミ、政治評論家の本質に迫らないバラエティ番組などの責任も大きい。
日本の大手マスコミのだらしなさ。マスコミの名に値しないのでは。

宝篋山(ほうきょうさん)は標高461メートルの低山。筑波山の展望台ともいえる山。
小さい子どもたちも登れる手軽なハイキングが楽しめる山。

コロナ禍に税金をわしづかみにする 政党助成金と官房機密費

2021年01月21日 | 国会
 今年の政党助成金が317億7300万円。
日本共産党を除く8党に配分されるという。
自民党にはおよそ170億円とか。
 毎年毎年、国民の税金320億円近くが政党助成金として各党に山分けされる。
日本維新の会などは威勢よく「身を切る改革を」「議員数の削減」などと言うが、
政党助成金にはだんまりを決め込み、ちゃっかり懐に。
国会議員一人を維持する税金は、公設秘書3人の歳費を含め年間でおよそ6500万円。
政党助成金をなくせば、国会議員490人もの削減になる。
しかも、この政党助成金、使い方自由。使い残しても返金無用。
こんないい加減な話はない。
日本共産党は思想信条の自由に反する憲法違反のこの制度に反対し、受け取っていない。 
 内閣官房機密費は、領収書いらず、会計検査院にも支出先を明らかにしない税金。
菅総理が安倍前政権で官房長官時代に使った機密費は86億円余。
一日307万円という。
 官房機密費は、例えば不測の事態、テロ組織との取引などに使うようなこともあり得る
と思うが、菅総理の官房長官時代の使い方は、国会対策や総裁選挙などの私的使用。
これこそ税金の私用で許せない。「国民のために働く」とはよくも言ったもの。
 コロナ禍での人々の困窮を尻目に、
税金をわしづかみに懐に入れる政党、議員を許すわけにはいかない。

安倍さん 知らないわけないでしょ? みんな秘書の責任?

2020年12月25日 | 国会
 安倍前総理の「桜を見る会」国会答弁118回の嘘。
都心の一流ホテルで会費5000円での大広間を使っての前夜祭。
誰が考えても、5000円で出来るわけがないのに「ホテルが設定した料金」
「参加した個人がホテルと契約し、料金もそれぞれが支払った」
「不足分は発生していない」「後援会が不足分を補てんしていない」「領収書もない」と
開き直っていた安倍前総理。
 それがうそだったことが判明。
しかし、「私は知らなかった」「秘書がやったこと」と逃げ切りの記者会見。
これが史上最強・最長政権の総理経験者が言うことか。情けなくなる。
 明治維新の立役者を輩出した地元長州、山口県。先人たちが泣こうというもの。
政治資金規正法では逃げても、政府の公式行事である「桜を見る会」を
自分の後援会の会員800人も大量に招待した私物化問題の責任は逃れられない。
「知らない」では済まされないからだ。
議員辞職するしかないのでは。

ここ数日、冬晴れが続く。富士の夕景が素晴らしい。