こんにちは いけや正の 晴れ時々スケッチ  

できることは みんなで 
 できないことは ひとりでも 声を上げて
  誰もが穏やかに暮らせる社会を

明日はメーデー「我らが日なり」と石川啄木が詠む

2019年04月30日 | 日記
 明日は「令和」の日。新天皇即位の日。
でも5月1日はメーデー、労働者の日。日本のメーデーも90回の歴史を持つ。
明日は、代々木公園で全労連主催の中央メーデーが開かれる。
1886年、今から133年前。アメリカで8時間労働を求めてストライキが決行。
その闘いを受けて1890年に第1回国際メ―デーが開催。
日本では1920年に上野公園で第1回メーデーが開かれている。
途中戦争で中断されたが、戦後復活。今年で第90回を数える。
明日の天気は小雨模様。雨にも負けず、新元号の騒ぎにも負けず、メーデーの成功を。
「万国の労働者、団結せよ」「8時間働いて当たり前の生活を」
100年以上前の課題を今なお掲げて闘っている日本の労働者の苦難の道を思う。
石川啄木はこの日を「墓碑銘」で「今日は5月1日 われらの日なり」と詠った。
1911年、日本で第1回のメーデーが開かれる9年前のことである。 

越後八海山のふもと。土筆が朝の光を浴びて春の空に伸びていた。
寅さん風に言えば土筆に負けず「労働者諸君!頑張りたまえ!」とでも言おうか。 


私たちの暮らしに何か変化があるの?

2019年04月30日 | 日記
 外は冷たい雨。今日は平成最後の日、とかで巷は騒がしい。
明日から「令和」になるといわれても、今日の冷たい雨は明日も続くようだし、
私の気になっている仕事もそのままで、我が家の経済状態もそのまま。
日本社会の格差と貧困も依然として深刻で、明日から時代が変わると言ってすべてリセットされるわけではない。
こんな当たり前のことが、わからないわけではないと思うが・・・。
マスコミの責任は大きい。わかっていて、あえてこうしたお祭り騒ぎを喧伝する。
マスメディアとしての責任をしっかり果たしてもらいたいと思うのだが。
小選挙区制による政治の劣化が叫ばれているが、マスメディアの劣化も激しい。

八海山の麓のカタクリの花。凛として雪解け水の流れる谷川の岸辺に咲く。

草加松原の松尾芭蕉 奥の細道

2019年04月28日 | 日記
 草加松原はかつての日光街道。松並木が残る。
その一角に松尾芭蕉の像が建っている。奥の細道を記した芭蕉の東北への旅。
千住宿から歩いて最初の宿が草加宿。今、歩いてきた江戸の町を振り返る芭蕉の姿があった。
 今日は草加八潮地域労働組合のメーデー。
デモ行進の途中、芭蕉の像が私たちのデモを見送る。
「いつの世も庶民の暮らしは苦しい様だ」とでも言っているような。

芭蕉も思わず詠んだか?
「新元号 格差と貧困 そのままに」(暁)
「命令で 和をおしつける 新元号」(暁)