那須の高校生山岳遭難事故から一年

　那須の高校生山岳遭難事故から１年。
先日、慰霊祭が開かれたが、遺族のほとんどは参列しなかったという。
　学校現場にいた一人として、社会一般とのズレは身に沁みてわかる気がする。
学校に限らず、民間会社や官公庁などの大きな組織の中では、
外向けの顔と内部での素顔との落差は大きいのではないか。
断定するわけではないが、競争主義、成果主義が蔓延し、労働組合が数の上でも、
活動の上でも働く者の側に立って奮闘すること。
ここがきちんと機能していないと組織は暴走するのは当たり前。
　組織の中にいい意味での緊張関係がないと、勝手に文書を書き換えたり、
あったことを無かったことにするなど、とんでもないことになっていく。
　若い命が犠牲になった。原因の究明と、責任の所在をはっきりすることなしには
彼らは浮かばれない。


遭難現場はまだ雪の中か。吹き抜ける風に犠牲となっ若者たちの声が聞こえる。

７号公園が明日より暫定使用開始 やわらかに 柳あおめる 北上の・・・

　近所の区画整理事業の予定公園が、明日から暫定的に使用開始となる。
２０１６年秋に地元住民の署名とアンケートを集めて、使用開始を求める
取り組みを行った。「区画整理住民の会」のメンバーの名前で
チラシと署名用紙、アンケートを近所に配布。
　その後、市役所の担当課に署名を持って要請に出かけた。
一昨日、公園みどり課から電話があり、４月１日から暫定的だが、
使用開始となる旨電話をもらった。東古新田町会が管理をすることになる。
近所の子どもたちと若いお母さんたちが喜んでいる。
　小学校区域では、この他、歩道の交通標識が歩行の障害になることから
移動工事が２件実施された。側溝のふたが破損していて危険な箇所の取り換え。
土手に自生している樹木の枝の伐採、大場川土手に不法投棄された古タイヤなどの
片づけ等々、先日開かれたお茶会での住民の要望、意見を受け、担当課に申し入れていたもの。
些細なことだが、地域に暮らす人々にとっては、厄介なこと。解決することで安心度が
広がればありがたい。こうしたことも議員の仕事のうち。

「やわらかに　柳青める　北上の　岸辺目に見ゆ　泣けと如くに」と歌った石川啄木。
ふるさと岩手を「石をもて」追われる如く後にした彼の歌は、北上川の岸辺に
春を告げる柳の青さも、悲しみの対象だったようだ。

一転、花冷えの朝、駅に立つ 椿三十郎

　昨日は２５度近い気温だったのに、今朝は花冷え。
体の適応が大変。
議会も終わって、「よし！」と今朝、定例の駅頭宣伝に立つ。
昨日の消防議会でも質問にした「駅南部に消防署を」と訴える。
　国会での佐川さんの証人喚問のことなども。
シルバーのおじさんに「もっとどんどんやって」
「ハンドマイクの音も小さいよ」と煽られる。
「あの丸川議員の質問は何だ！」と怒り心頭の様子。
泥棒にたいして「あなたは何も盗んでいませんよね」となんの事実も証拠も
示さず、無実を言い立てているようなもの。
私もハンドマイクで話しながら、だんだん腹が立ってきた。
　さて、議会は終わったが、「議会報告」の原稿書きがいっぱい残っている。急がねば。

我が家の小さな庭に赤い椿が数輪咲いている。
黒澤明監督、三船敏郎主演の「椿三十郎」の映画を思い出す。
椿の花の演出が秀逸。何度見ても面白い。

佐川さんの「凄さ」

　今日、消防議会が終わった。
朝まで議案に対する質疑と一般質問のチェック、最終原稿作りに
追われていた。
　「とりあえず終わった！」と言うのが正直な感想。
３０年度予算を中心に７つの議案。いずれも賛成。
議案の質疑は私と草加選出の共産党の佐藤議員の二人のみ。
一般質問は、私と佐藤議員とH議員の３人。
　私は、市南部地域の消防体制の不十分さを指摘して
一刻も早く消防分署の設置を訴える。
１０時開会、１２時前には終わるが、どっと疲れが。
　国会では、森友公文書改ざん問題で佐川さんが証人喚問に。
証言席で少し手が震えたりするのでは、と「心配」していたが、
とんでもない人だった。その堂々とした「凄さ」に、少々驚くが、
かえって国民の怒りを買うのではないか。
自民党の丸川議員の質問に至っては、下手な田舎芝居以上で
あきれ返ってしまう。
二つの議会対策に追われているうちに年度替わりの４月！ああ～！

立山の真砂岳から秀麗な鹿島槍が見える。その後、
その鹿島槍に登ることになるのだが、いずれも雨にたたられた。
今度こそ！と心ひそかに考えている。

花見の元職場OB会とわびすけ

　今日は、消防議会の質問の詳細を詰めるために、朝９時に消防署へ。
１時間ほどやり取りをして、次の会議へ。昼前に終わり、電車に乗り、水道橋の食事処へ。
元職場の花見のOB会、２４人の参加。何十年ぶりに会う人も。
近況報告をじっくり聞いて、感心するやら、大笑いするやら、
心和むひと時であった。

我が家の狭い庭に白い椿が咲いている。
その名も「わびすけ」
確か義父が結婚して新居を構えた私たちのために
浜北の実家に植えてあった「わびすけ」を移植した。
年によって異なるが、今年はいっぱい花を咲かせた。
春先、白い蕾をみるたびに義父のことを思い出す。
お酒の大好きな人だった。