(72) オカニ貸して
四百字詰原稿用紙換算10枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
石川加代子(25)前出の190㎝の長身で冷たそうな美人。Vリーグ選手。
フィリピン女(40)長い髪、普通顔。やつれ果てて貧しそうでヨレヨレのTシャツ、ミニスカート。
穏やかそうな老人(70)

N=ナレーション
屋上に上がる階段の影から「ど、どうしょうってんだよーっ」と姿は見えないが男の叫び声だけが聞こえる。
修一が「ひっ、ゆるじでぐれーっ」と泣き叫ぶ男の頭を引っ掴んで引きずって階段を上がっている。
同、屋上
修一「手掛かりを残さないようにブルマーを脱がせろ」
加代子「はいっ」と男のブルマーに手をかける。
男「な、何?俺をどうする気なんだっ」と言ってるのを屋上の上から俯瞰した絵。
注、加代子はブラとTバック姿。
仰向けの男の両足を掴んで持ち上げ、
修一「危ないから下がってろ」
加代子「はいっ」
修一、男をブンブンぶん回す。
上空に向けてバッと手を放す。
男は放物線を描き隣の三階建てのビルを超え、その隣の五階建てのマンションの屋上の遥か上に向かって飛んでゆく。
加代子、パンツをジュワと濡らす。
あ然と修一を見て、
加代子(・・・あ、貴男はスーパーマン・・・?)
男が屋上の避雷針に突き刺さって絶命する。
額に手をかざして男を眺め、
修一「まさかこのマンションから飛んで来たとは誰も思うまい」
加代子がさりげなくパンツの食い込みを直す絵に修一の声、
「発見された頃にはカラスに喰われてスケルトンになっちょるのう・・・」
修一「さて一件落着。これでもう怯えずに眠れるだろ?」
加代子「有難う。修ちゃんがいてくれなかったら本当にどうなってたか、考えただけでぞっとするよ・・・」
男が履いてたブルマーを指で摘まんで持って階段を下りながら、
加代子「・・・ねえ、もし修ちゃんが本気でバレーのボールを打って、それが顔面に当たったらどうなると思う?」
階段を下りる加代子の股間の絵に修一の声、
「運がよけりゃムチ打ち。悪けりゃ首が折れて即死だろうな」
加代子、修一の横顔を見てあ然。
同、室内
ゴミ箱の前に片膝をついてブルマーの内側を見て、
加代子「きゃー、精液でごわごわになってるー・・・」
ブルマーをゴミ箱に捨て、
加代子「うー、気持ちわるー」
流しで手を洗いながら、
加代子「ブルマー姿を見たいんなら新品のを履こうか?」
修一「いや。加代子の分泌物が付着したものでなきゃ値打ちがない」
加代子「(頬を染め)今のはハートのGスポットにグサッだよ。うれしい」
天井の絵に修一の声、
「エレベーターの続きだ・・・」
加代子の後ろに四つん這いになってふくらはぎを舐め、
修一「コリッと引き締まってなんて色っぽいふくらはぎだ・・・」
太腿を撫でながら、
修一「いい女は全身の部品が違うな・・・尻が背中にくっつきそうじゃないか」
リュックの絵に修一と加代子の声、
「顔の上にまたがってくれ」
「・・・は、はい」
二人とも素っ裸。床に仰向けに寝た修一の顔の両脇に膝をついて跨った加代子が性器を舐められ、
加代子「うぅぅ、臭いから恥ずかしい・・・」
修一「たしかに舌が痺れるほどエグい・・・」
修一「トップノートは湿気の多い日にパンツの上からマ○コを嗅いだ時のムワ~としたアンモニア臭・・・」
恥ずかしそうに赤面し、
加代子(あなたは調香師ですか・・・?)
修一「ミドルはユリの花粉のような香りに変化してきて・・・」
腰を揺らす加代子の尻の絵に修一の声、
「ラストに麻薬のような淫靡な匂いに変わった・・・」
加代子の後ろに髪の長い貧相な女が正坐しており、その女の背後からの視点で腰を揺らす加代子を描いた絵。
その女、正坐して修一の勃起をしごいている。
加代子、背後に何かの気配を感じる。
加代子、何気なく振り向くと真後ろにいた女(フィリピン人、40才)と目が合う。
女 「(恨めしそうに)オカニ貸して・・・」
加代子「ぎやあああーーっ!」と絶叫する。
加代子「ひっひーーっ」と修一の顔をグギッと踏んで飛び退る。
修一「いってぇなあ」と上半身を起こし勃起をしごいてる女を見る。背後で加代子が怯えて壁の前でうずくまっている。
女 「旦那さんオカニ貸して・・・」
修一「(無表情)あー?」
立ってノーパンのスカートをまくり、
女 「オカニくれたらしていいよ」
女の股間を凝視し、
修一「・・・」
修一「ヤシの実に掴まってフィリピンから日本に流れ着いたか?」と言ったので加代子驚く。
修一「どうやって部屋に入った?」
女 「カギ開いてたよ
振り向いてドアが開いてるのを見て、
修一「そう言えば、やりたい一心で鍵かけるのを忘れてたわ」
修一「加代子、入管に電話して不法滞在者がおるちゅうて教えたれ」
スマホを持ち、
加代子「は、はい・・・」(一瞬貞子かと腰が抜けそうになったよ・・・)
女、血相を変える。
女、ダッと外に逃げてゆく。
加代子、放心して開いたままのドアを見ている。
「ガチャ」とドアを閉め、
修一「それにしても今日はよく俺がいたものだな。加代子一人だったらどうなってたか・・・」
加代子「ほんとにそう思う。けど今のは一体なんだったの?・・・」
修一「ジャパユキで日本に流れ着いて、騙し騙されした女のなれの果てだろう」
加代子「・・・今日、一気に世間を垣間見たみたいで、なんだか世の中が怖くなってきた・・・」
修一「今までチームのエースとして世間の風に晒される事もなくスタッフに守られてきたからな」
加代子「(不安げに)もしバレーを辞めたら守ってくれる者がいなくなるのか・・・」
修一「俺の存在を忘れちょらんか?」
顔を輝かせ、
加代子「えっ!修ちゃんが私を守ってくれるの?」
修一「おれは百人力やぞ」
修一を抱きしめて、
加代子「知ってる!あぁ、嬉しい・・・」
加代子「私、ふとした時によく落ち込むんだけど・・・」
加代子「今まで何で落ち込んでるのか自分でもよく分からなかったの・・・」
加代子「けど今その訳がわかったわ」
加代子「守ってくれる人がいなかったから不安でそうなってたって事が・・・」
その時「ドンドンドンドン」「ドンドンドンドン」とドアを激しく叩かれて加代子がギクッとする。
不安げにドアを見て、
加代子「こ、こんどは何?・・・」
裸でドアにゆき、
修一「はいはい、なんじゃらほい?」
修一のトランクスを持ち、
加代子「修ちゃん、パンツパンツ」
パンツを履いた修一がガチャとドアを開けると穏やかそうな老人(70)が立っている。
修一「御老人、なんでござるか?」
老人「火事だから逃げた方がいいですよ」
修一「どこが家事でござるか?」
老人「別れた妻が浮気をやめないから腹いせに私の部屋に火をつけました」
修一が廊下を覗くと向こうの角部屋のドアの下から煙が漏れている。
素っ裸の上に修一のカッターシャツを、前をはだけたままはおり玄関口まできて、
加代子「あー、この人の噂を聞いた事がある」
加代子「別れた奥さんに嫉妬して何度も火事を起こしてるんだって」
老人、チラっと加代子の陰毛を見る。
修一「なのになんでシャバにおるんじゃ?」
加代子「きっとボケ老人を装ってるのよ・・・」と言ってる時に「ウーーウーー」とサイレンが聞こえる。
老人が突然バッと両膝をついて加代子の太腿にしがみつき、股間に顔を埋めてきたので、
加代子「きゃっ!」と驚く。
つづく
四百字詰原稿用紙換算10枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
石川加代子(25)前出の190㎝の長身で冷たそうな美人。Vリーグ選手。
フィリピン女(40)長い髪、普通顔。やつれ果てて貧しそうでヨレヨレのTシャツ、ミニスカート。
穏やかそうな老人(70)

N=ナレーション
屋上に上がる階段の影から「ど、どうしょうってんだよーっ」と姿は見えないが男の叫び声だけが聞こえる。
修一が「ひっ、ゆるじでぐれーっ」と泣き叫ぶ男の頭を引っ掴んで引きずって階段を上がっている。
同、屋上
修一「手掛かりを残さないようにブルマーを脱がせろ」
加代子「はいっ」と男のブルマーに手をかける。
男「な、何?俺をどうする気なんだっ」と言ってるのを屋上の上から俯瞰した絵。
注、加代子はブラとTバック姿。
仰向けの男の両足を掴んで持ち上げ、
修一「危ないから下がってろ」
加代子「はいっ」
修一、男をブンブンぶん回す。
上空に向けてバッと手を放す。
男は放物線を描き隣の三階建てのビルを超え、その隣の五階建てのマンションの屋上の遥か上に向かって飛んでゆく。
加代子、パンツをジュワと濡らす。
あ然と修一を見て、
加代子(・・・あ、貴男はスーパーマン・・・?)
男が屋上の避雷針に突き刺さって絶命する。
額に手をかざして男を眺め、
修一「まさかこのマンションから飛んで来たとは誰も思うまい」
加代子がさりげなくパンツの食い込みを直す絵に修一の声、
「発見された頃にはカラスに喰われてスケルトンになっちょるのう・・・」
修一「さて一件落着。これでもう怯えずに眠れるだろ?」
加代子「有難う。修ちゃんがいてくれなかったら本当にどうなってたか、考えただけでぞっとするよ・・・」
男が履いてたブルマーを指で摘まんで持って階段を下りながら、
加代子「・・・ねえ、もし修ちゃんが本気でバレーのボールを打って、それが顔面に当たったらどうなると思う?」
階段を下りる加代子の股間の絵に修一の声、
「運がよけりゃムチ打ち。悪けりゃ首が折れて即死だろうな」
加代子、修一の横顔を見てあ然。
同、室内
ゴミ箱の前に片膝をついてブルマーの内側を見て、
加代子「きゃー、精液でごわごわになってるー・・・」
ブルマーをゴミ箱に捨て、
加代子「うー、気持ちわるー」
流しで手を洗いながら、
加代子「ブルマー姿を見たいんなら新品のを履こうか?」
修一「いや。加代子の分泌物が付着したものでなきゃ値打ちがない」
加代子「(頬を染め)今のはハートのGスポットにグサッだよ。うれしい」
天井の絵に修一の声、
「エレベーターの続きだ・・・」
加代子の後ろに四つん這いになってふくらはぎを舐め、
修一「コリッと引き締まってなんて色っぽいふくらはぎだ・・・」
太腿を撫でながら、
修一「いい女は全身の部品が違うな・・・尻が背中にくっつきそうじゃないか」
リュックの絵に修一と加代子の声、
「顔の上にまたがってくれ」
「・・・は、はい」
二人とも素っ裸。床に仰向けに寝た修一の顔の両脇に膝をついて跨った加代子が性器を舐められ、
加代子「うぅぅ、臭いから恥ずかしい・・・」
修一「たしかに舌が痺れるほどエグい・・・」
修一「トップノートは湿気の多い日にパンツの上からマ○コを嗅いだ時のムワ~としたアンモニア臭・・・」
恥ずかしそうに赤面し、
加代子(あなたは調香師ですか・・・?)
修一「ミドルはユリの花粉のような香りに変化してきて・・・」
腰を揺らす加代子の尻の絵に修一の声、
「ラストに麻薬のような淫靡な匂いに変わった・・・」
加代子の後ろに髪の長い貧相な女が正坐しており、その女の背後からの視点で腰を揺らす加代子を描いた絵。
その女、正坐して修一の勃起をしごいている。
加代子、背後に何かの気配を感じる。
加代子、何気なく振り向くと真後ろにいた女(フィリピン人、40才)と目が合う。
女 「(恨めしそうに)オカニ貸して・・・」
加代子「ぎやあああーーっ!」と絶叫する。
加代子「ひっひーーっ」と修一の顔をグギッと踏んで飛び退る。
修一「いってぇなあ」と上半身を起こし勃起をしごいてる女を見る。背後で加代子が怯えて壁の前でうずくまっている。
女 「旦那さんオカニ貸して・・・」
修一「(無表情)あー?」
立ってノーパンのスカートをまくり、
女 「オカニくれたらしていいよ」
女の股間を凝視し、
修一「・・・」
修一「ヤシの実に掴まってフィリピンから日本に流れ着いたか?」と言ったので加代子驚く。
修一「どうやって部屋に入った?」
女 「カギ開いてたよ
振り向いてドアが開いてるのを見て、
修一「そう言えば、やりたい一心で鍵かけるのを忘れてたわ」
修一「加代子、入管に電話して不法滞在者がおるちゅうて教えたれ」
スマホを持ち、
加代子「は、はい・・・」(一瞬貞子かと腰が抜けそうになったよ・・・)
女、血相を変える。
女、ダッと外に逃げてゆく。
加代子、放心して開いたままのドアを見ている。
「ガチャ」とドアを閉め、
修一「それにしても今日はよく俺がいたものだな。加代子一人だったらどうなってたか・・・」
加代子「ほんとにそう思う。けど今のは一体なんだったの?・・・」
修一「ジャパユキで日本に流れ着いて、騙し騙されした女のなれの果てだろう」
加代子「・・・今日、一気に世間を垣間見たみたいで、なんだか世の中が怖くなってきた・・・」
修一「今までチームのエースとして世間の風に晒される事もなくスタッフに守られてきたからな」
加代子「(不安げに)もしバレーを辞めたら守ってくれる者がいなくなるのか・・・」
修一「俺の存在を忘れちょらんか?」
顔を輝かせ、
加代子「えっ!修ちゃんが私を守ってくれるの?」
修一「おれは百人力やぞ」
修一を抱きしめて、
加代子「知ってる!あぁ、嬉しい・・・」
加代子「私、ふとした時によく落ち込むんだけど・・・」
加代子「今まで何で落ち込んでるのか自分でもよく分からなかったの・・・」
加代子「けど今その訳がわかったわ」
加代子「守ってくれる人がいなかったから不安でそうなってたって事が・・・」
その時「ドンドンドンドン」「ドンドンドンドン」とドアを激しく叩かれて加代子がギクッとする。
不安げにドアを見て、
加代子「こ、こんどは何?・・・」
裸でドアにゆき、
修一「はいはい、なんじゃらほい?」
修一のトランクスを持ち、
加代子「修ちゃん、パンツパンツ」
パンツを履いた修一がガチャとドアを開けると穏やかそうな老人(70)が立っている。
修一「御老人、なんでござるか?」
老人「火事だから逃げた方がいいですよ」
修一「どこが家事でござるか?」
老人「別れた妻が浮気をやめないから腹いせに私の部屋に火をつけました」
修一が廊下を覗くと向こうの角部屋のドアの下から煙が漏れている。
素っ裸の上に修一のカッターシャツを、前をはだけたままはおり玄関口まできて、
加代子「あー、この人の噂を聞いた事がある」
加代子「別れた奥さんに嫉妬して何度も火事を起こしてるんだって」
老人、チラっと加代子の陰毛を見る。
修一「なのになんでシャバにおるんじゃ?」
加代子「きっとボケ老人を装ってるのよ・・・」と言ってる時に「ウーーウーー」とサイレンが聞こえる。
老人が突然バッと両膝をついて加代子の太腿にしがみつき、股間に顔を埋めてきたので、
加代子「きゃっ!」と驚く。
つづく