(121)下着ショーの控室
四百字詰原稿用紙換算11枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
お春(20)170㎝。甲賀忍者の末裔。凛とした美人で石川翔の影働きをする使用人。
陽子(35) 165㎝。男好きのする上品な美。人で下着メーカーの社員
栗栖(18)2mの巨人で恐ろしい人相。3年生。かっては修一の敵だったが今は親友
真菜(18)13話~登場。180㎝。3年生。
N=ナレーション
朝、石川邸の外観。
同、邸内のお春の豪華な寝室。
注、部屋の隅に大きなスーツケースが置いてあり、ベッドの対面には大きなテレビが壁に取り付けてある。
天蓋つきのベッドでお春がシーツも掛けず素っ裸で眠っている絵に、
N 『昨夜、台北から帰国したお春の身体からは血の匂いが漂い今回の任務が過酷であった事を伺わせた・・・』
ドアがコンコンとノックされ「お春さま」とメイドの声。
メイド、モーニングセットを乗せたコの字型サービスワゴンをお春の側に押してくる。
うっとりお春の寝顔に見惚れ、
メイド(お春さま・・・)
そっとお春の乳首にキスをする。
スカートの上から我が性器に触れながら、欲情の目でお春の股間を見つめる。
お春の膣を舐めながら、
メイド(あぁぁ、なんて興奮する匂い・・・)
尚も舐めてたら、お春が「う~ん」と伸びをしたので、はっとする。
取り繕う様にコの字型ワゴンをベッドに差し込み、
メイド「お春さま、朝食でございますよ」
瞼を重そうに開け、
お春「う~ん、ありがとう・・・」
お春、メイドにポットからコーヒーを注いでもらいながらリモコンでテレビをつける。
ヘッドボードにもたれてコーヒーを飲む(メイドは退出していない)。
食事しながらテレビにふと目を止める。
画面には修一が佐治に殴られた場面が流れアナウンスが、
「テレビ史上最高視聴率をあげた岩城選手が再び強敵と戦う事になりました」
お春「(心配そうに)修一さま・・・」
画面に佐治と並んだ伝兵衛が映る。
お春、伝兵衛を見てはっとする。
伝兵衛の顔のアップにお春の呟き、
(伝兵衛め、老衰で死んだと思ってたらまだ生きていたか・・・)
凍りついて憎々しげに伝兵衛を睨み、
お春(生かしてはおかぬ・・・)
晴天の空の絵に、
N 『いよいよ試合当日――』
人がびっしり入った場内の絵に(前回同様四角い白線の中で戦う)、
N『修一が佐治に殴られ、真菜が佐治の急所を潰すというショッキングな場面をテレビで繰り返し流したのが功を奏したか、今回もチケット発売と同時に即完売した』
司会席で、
司会者「前回の試合で死亡した佐治の双子の兄が弟の仇を打たんと岩城に挑戦し、その兄を打たんとする正体不明の伝兵衛との三つ巴の試合を生放送でお送りします」
館内天井の絵に司会者の声、
「いまや岩城の試合とセットになった仲良しクラブの下着ショーも開催されるとあって超満員の場内は熱気でむんむんしています」
プロデューサーの本田が司会席から客席を見上げて驚嘆し、
本田「相変わらず岩城君と仲良しクラブの人気は凄まじいな・・・」
局員「試合と下着ショーの二本立ての最強のカードですからね」
本田「(決然と)今回も前代未聞の視聴率を打ち立てるぞ」
「モデル控室、男子禁制」と書いた紙がドアに貼ってある控室の前で陽子が人待ち顔で立っている。
注、陽子の服装はノースリーブにスカート。
そこに修一が日光仮面の姿で現れたので嬉しそうに、
陽子「社長さん」と声をかける。
修一「課長に昇進したとか、おめでとうござる」
陽子「(頭を下げ)何もかも社長さんのお蔭です。本当に感謝しています」
修一「今回はもっと売り上げを伸ばして更に昇進してくだされ」
陽子「(とまどい)プロパーから本社の課長になっただけでも異例なのに、更なる昇進などあり得るでしょうか?」
修一「おれが陽子さんを部長にしてみせよう」
陽子、まぶしげに修一を見つめる。
陽子、スカートのスソに手を伸ばす。
そして恥らいながらスカートをまくってノーパンの股間を見せる。
修一「うっ、予期せぬ不意打ち!」
修一「下着会社の社員がノーパンでよいのか?」
陽子「(頬を染め)オチ○コがムズムズしてきましたか?」
修一「一瞬でカチンカチンになりもうした」
陽子「(恥じらい)社長さん・・・」
陽子「(頬を染め)試合のあとブチ込んでください・・・」
修一「(驚き)ぎ、御意・・・」
控室のドアの絵に陽子の声、
「はい、では皆さん集合してくださーい」
同、控室内
注、この時点ではまだ全員私服姿。
陽子「今からそれぞれに合った下着を配りますので着替えてください」
配られた下着を広げてあ然とし、
加代子「また、ヒモパン・・・」
股が割れた下着を広げてあ然とし、
房江「また股がパカッ・・・」
陽子「今子さんは初めてだから露出の少ないほうがいいですよね?」
今子「いえ、私はいっそノーパンでも平気です」
女達驚き、
沙希(おおーヤル気満々)
やや不満げに、
房江(ってか、なぜこんな美人ばっかり加入するの?・・・)
優子(私の存在感が薄れる一方だわ・・・)
チアリーダーの衣装に着替えてずらりと並んだ女達に、
陽子「今回の下着のテーマはずばりエロスです」
陽子「下着になった瞬間に観客全員を射精させるつもりで思いっきり色気を振りまいて下さいね」
あ然とし、
愛 (全員が射精したら・・・)
房江(館内がすごい匂いになりそう・・・)
冷ややかに、
優子「観客全員を射精させるって、それ、貴女の考えなの?」と言うのを見て加代子が(うっわー、普通に話してもすごい威圧感。苦手だわー・・・)
陽子「いえ、社長さんの指示です」
したり顔で頷き、
優子「やっぱりね。いいアイデアだわ」
優子「(全員に向かい)みんな、私達の魅力で男を全員射精させちゃうからねー」
全員「おーー」と拳を突き上げる。
優子を見て、
陽子(この人苦手だけどいつもすごい統率力・・・)
ガチャとドアを開けて顔を覗かせた部下の幸子(25)が陽子に、
幸子「課長、そろそろスタンバイ願います」
陽子「はい皆さん、背筋をピンと伸ばして、絶対に下を向かないように!」
同、会場内
修一、プロデューサー、カメラマンの三人がなにやら話し合っている。
修一「今回は全員の写真集を出すから、わかっちょるやろうのう?」と言われカメラマンが意味が分からず「え?」と、とまどう。
修一「試合に出場する真菜をふくめ十二冊写真集を出すゆう事は、あんたの儲けも12倍になるってことじゃ」
カメラマン「(喜び)は、はいっ」
修一「全員の写真集がベストセラーになるように撮ってくれよ」
カメラマン「任せといてください」
「佐治様、伝兵衛様」と張り紙した控室のドアの絵。
同、室内
注、佐治、伝兵衛、共に登場時と同じ格好で出場する。
座禅を組んで瞑想してる伝兵衛を不快げに見て、
佐治「ちっ」
佐治「うっとおしいジジイと一緒にされて気分が滅入ってしゃーないでー」
瞑想する伝兵衛の目元のアップ。
「岩城様、栗栖様、真菜様」と張り紙した控室のドアの絵。
同、室内
真菜と共に椅子に掛け、
栗栖「じき試合やゆうのに岩城はどこをうろついとるんじゃ」
真菜「(柔らかい表情で)事務所の社長だからやる事がいっぱいあるのよ」
栗栖「はっ」
栗栖「まさか日光仮面の扮装で出場する気じゃ?」「やめてくれんかのー、わしゃ恥ずかしゆうてかなわんでー」
真菜「(微笑み)うふ、修ちゃんはカブキ者だからありうるわね」
椅子から立ち上がり、
真菜「さ、そろそろ私達も着替えようか」
カッターシャツのボタンを外しながら、
真菜「栗栖くん、ちょっとむこう向いててくれる」
栗栖「(頬を染め)う、うん」
真菜の足元に脱いだカッターシャツがふわりと落ちる絵のアップ。
上半身裸になった栗栖、ズボンを脱ぎながら何気なく真菜に振り向く。
上半身裸の真菜が栗栖に背を向けてスカートを脱いでいる(色っぽく)。
栗栖、真菜の色気に驚愕してごくっとツバを飲む。
つづく
四百字詰原稿用紙換算11枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
お春(20)170㎝。甲賀忍者の末裔。凛とした美人で石川翔の影働きをする使用人。
陽子(35) 165㎝。男好きのする上品な美。人で下着メーカーの社員
栗栖(18)2mの巨人で恐ろしい人相。3年生。かっては修一の敵だったが今は親友
真菜(18)13話~登場。180㎝。3年生。
N=ナレーション
朝、石川邸の外観。
同、邸内のお春の豪華な寝室。
注、部屋の隅に大きなスーツケースが置いてあり、ベッドの対面には大きなテレビが壁に取り付けてある。
天蓋つきのベッドでお春がシーツも掛けず素っ裸で眠っている絵に、
N 『昨夜、台北から帰国したお春の身体からは血の匂いが漂い今回の任務が過酷であった事を伺わせた・・・』
ドアがコンコンとノックされ「お春さま」とメイドの声。
メイド、モーニングセットを乗せたコの字型サービスワゴンをお春の側に押してくる。
うっとりお春の寝顔に見惚れ、
メイド(お春さま・・・)
そっとお春の乳首にキスをする。
スカートの上から我が性器に触れながら、欲情の目でお春の股間を見つめる。
お春の膣を舐めながら、
メイド(あぁぁ、なんて興奮する匂い・・・)
尚も舐めてたら、お春が「う~ん」と伸びをしたので、はっとする。
取り繕う様にコの字型ワゴンをベッドに差し込み、
メイド「お春さま、朝食でございますよ」
瞼を重そうに開け、
お春「う~ん、ありがとう・・・」
お春、メイドにポットからコーヒーを注いでもらいながらリモコンでテレビをつける。
ヘッドボードにもたれてコーヒーを飲む(メイドは退出していない)。
食事しながらテレビにふと目を止める。
画面には修一が佐治に殴られた場面が流れアナウンスが、
「テレビ史上最高視聴率をあげた岩城選手が再び強敵と戦う事になりました」
お春「(心配そうに)修一さま・・・」
画面に佐治と並んだ伝兵衛が映る。
お春、伝兵衛を見てはっとする。
伝兵衛の顔のアップにお春の呟き、
(伝兵衛め、老衰で死んだと思ってたらまだ生きていたか・・・)
凍りついて憎々しげに伝兵衛を睨み、
お春(生かしてはおかぬ・・・)
晴天の空の絵に、
N 『いよいよ試合当日――』
人がびっしり入った場内の絵に(前回同様四角い白線の中で戦う)、
N『修一が佐治に殴られ、真菜が佐治の急所を潰すというショッキングな場面をテレビで繰り返し流したのが功を奏したか、今回もチケット発売と同時に即完売した』
司会席で、
司会者「前回の試合で死亡した佐治の双子の兄が弟の仇を打たんと岩城に挑戦し、その兄を打たんとする正体不明の伝兵衛との三つ巴の試合を生放送でお送りします」
館内天井の絵に司会者の声、
「いまや岩城の試合とセットになった仲良しクラブの下着ショーも開催されるとあって超満員の場内は熱気でむんむんしています」
プロデューサーの本田が司会席から客席を見上げて驚嘆し、
本田「相変わらず岩城君と仲良しクラブの人気は凄まじいな・・・」
局員「試合と下着ショーの二本立ての最強のカードですからね」
本田「(決然と)今回も前代未聞の視聴率を打ち立てるぞ」
「モデル控室、男子禁制」と書いた紙がドアに貼ってある控室の前で陽子が人待ち顔で立っている。
注、陽子の服装はノースリーブにスカート。
そこに修一が日光仮面の姿で現れたので嬉しそうに、
陽子「社長さん」と声をかける。
修一「課長に昇進したとか、おめでとうござる」
陽子「(頭を下げ)何もかも社長さんのお蔭です。本当に感謝しています」
修一「今回はもっと売り上げを伸ばして更に昇進してくだされ」
陽子「(とまどい)プロパーから本社の課長になっただけでも異例なのに、更なる昇進などあり得るでしょうか?」
修一「おれが陽子さんを部長にしてみせよう」
陽子、まぶしげに修一を見つめる。
陽子、スカートのスソに手を伸ばす。
そして恥らいながらスカートをまくってノーパンの股間を見せる。
修一「うっ、予期せぬ不意打ち!」
修一「下着会社の社員がノーパンでよいのか?」
陽子「(頬を染め)オチ○コがムズムズしてきましたか?」
修一「一瞬でカチンカチンになりもうした」
陽子「(恥じらい)社長さん・・・」
陽子「(頬を染め)試合のあとブチ込んでください・・・」
修一「(驚き)ぎ、御意・・・」
控室のドアの絵に陽子の声、
「はい、では皆さん集合してくださーい」
同、控室内
注、この時点ではまだ全員私服姿。
陽子「今からそれぞれに合った下着を配りますので着替えてください」
配られた下着を広げてあ然とし、
加代子「また、ヒモパン・・・」
股が割れた下着を広げてあ然とし、
房江「また股がパカッ・・・」
陽子「今子さんは初めてだから露出の少ないほうがいいですよね?」
今子「いえ、私はいっそノーパンでも平気です」
女達驚き、
沙希(おおーヤル気満々)
やや不満げに、
房江(ってか、なぜこんな美人ばっかり加入するの?・・・)
優子(私の存在感が薄れる一方だわ・・・)
チアリーダーの衣装に着替えてずらりと並んだ女達に、
陽子「今回の下着のテーマはずばりエロスです」
陽子「下着になった瞬間に観客全員を射精させるつもりで思いっきり色気を振りまいて下さいね」
あ然とし、
愛 (全員が射精したら・・・)
房江(館内がすごい匂いになりそう・・・)
冷ややかに、
優子「観客全員を射精させるって、それ、貴女の考えなの?」と言うのを見て加代子が(うっわー、普通に話してもすごい威圧感。苦手だわー・・・)
陽子「いえ、社長さんの指示です」
したり顔で頷き、
優子「やっぱりね。いいアイデアだわ」
優子「(全員に向かい)みんな、私達の魅力で男を全員射精させちゃうからねー」
全員「おーー」と拳を突き上げる。
優子を見て、
陽子(この人苦手だけどいつもすごい統率力・・・)
ガチャとドアを開けて顔を覗かせた部下の幸子(25)が陽子に、
幸子「課長、そろそろスタンバイ願います」
陽子「はい皆さん、背筋をピンと伸ばして、絶対に下を向かないように!」
同、会場内
修一、プロデューサー、カメラマンの三人がなにやら話し合っている。
修一「今回は全員の写真集を出すから、わかっちょるやろうのう?」と言われカメラマンが意味が分からず「え?」と、とまどう。
修一「試合に出場する真菜をふくめ十二冊写真集を出すゆう事は、あんたの儲けも12倍になるってことじゃ」
カメラマン「(喜び)は、はいっ」
修一「全員の写真集がベストセラーになるように撮ってくれよ」
カメラマン「任せといてください」
「佐治様、伝兵衛様」と張り紙した控室のドアの絵。
同、室内
注、佐治、伝兵衛、共に登場時と同じ格好で出場する。
座禅を組んで瞑想してる伝兵衛を不快げに見て、
佐治「ちっ」
佐治「うっとおしいジジイと一緒にされて気分が滅入ってしゃーないでー」
瞑想する伝兵衛の目元のアップ。
「岩城様、栗栖様、真菜様」と張り紙した控室のドアの絵。
同、室内
真菜と共に椅子に掛け、
栗栖「じき試合やゆうのに岩城はどこをうろついとるんじゃ」
真菜「(柔らかい表情で)事務所の社長だからやる事がいっぱいあるのよ」
栗栖「はっ」
栗栖「まさか日光仮面の扮装で出場する気じゃ?」「やめてくれんかのー、わしゃ恥ずかしゆうてかなわんでー」
真菜「(微笑み)うふ、修ちゃんはカブキ者だからありうるわね」
椅子から立ち上がり、
真菜「さ、そろそろ私達も着替えようか」
カッターシャツのボタンを外しながら、
真菜「栗栖くん、ちょっとむこう向いててくれる」
栗栖「(頬を染め)う、うん」
真菜の足元に脱いだカッターシャツがふわりと落ちる絵のアップ。
上半身裸になった栗栖、ズボンを脱ぎながら何気なく真菜に振り向く。
上半身裸の真菜が栗栖に背を向けてスカートを脱いでいる(色っぽく)。
栗栖、真菜の色気に驚愕してごくっとツバを飲む。
つづく