数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(137)  渇望する京子

2018-09-03 12:43:51 | 漫画のシナリオ
(137)渇望する京子

四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

香山京子(16)一年、165㎝。キリッとした美人。組長の娘だったが修一と出会って組を解散し、今はIT企業の社長。12話で初登場

N=ナレーション


   修一宅の外観に、
N 『試合が済んだ日の夕方――』

   同、室内

   整然とした無人のキッチンにスーパーの買い物袋と服が入った紙袋が床に置いてある。

   ベッドに掛けた無表情の京子の前に不安げな顔で立って顔色を窺うように、
修一「・・・で、話って?」(いよいよ別れを切り出されるのか、心臓がバクバク鳴って倒れそうじゃ・・・)

京子「(笑顔で)ああ、あれもうええねん」

   修一、あっ気にとられてあ然とする。

修一「へ?・・・」

京子「予定日が過ぎても生理がけえへんから相談しよおもたんや」

修一「(狼狽し)げげーっ!」

   殺風景なほど整頓された室内の絵に京子の声、
  「けどなー」

京子「ダンスが済んで控室にもどった途端にドバーっと始まってん」

   おどけて、
京子「もう大出血やー」

   愕然とし、
修一(チョー不安でドツボじゃったのに、なにこの明るさ・・・?)

   疑惑の目で見つめ、
京子「そう言えば・・・」

京子「あの時なんか挙動不審やったけど、浮気がばれた思た?」

   脂汗をかいてしらばっくれ、
修一「はーーっ?」「お、おれが浮気―?!」

修一「京子の吐く息までも愛しいと思うちょるこの俺が浮気―?」

京子「冗談や」

京子「浮気したらうちが死ぬの分かってるもんな?」

   修一、「ドキン」とする。

   立って修一にキスし、
京子「心配させて堪忍な~」

   修一のズボンの上から股間を摩りながら狂おしげに、
京子「修ちゃんのモノで可愛がって欲しいねん」

   ズボンのファスナーを下しながら、
京子「バスタオル2枚敷いてシーツ汚さんようにするから」

   フェラしながら、
京子「うち、もう辛抱でけへんねん」

   ベッドの横に置いてある空のゴミ箱の絵。

   ベッドで騎乗位になり、
京子「ああ、アソコがとろけてしまいそうや、今までで一番気持ちええわ~」

京子「修ちゃんのチンチンは京子だけのもんやゆうてぇ」

修一「おっしゃるとおりでござる」

京子「もっと聞くに堪えんようなえげつない言い方してくれないややー」

修一「おれのチ○ボは京子の穴に入れるためにあるのだ」

京子「あぁぁ、気持ち良すぎてアホになってしまいそうやー・・・」

京子(とつぜん性欲が強烈になってしもて、うちの身体、故障したんやろか・・・?)

   室内、或いは天井の絵。

   ベッドで一人寝ていた修一が、ふっと目を覚ます。

注、ノーブラにパンツだけの京子。修一のブカブカのTシャツを着てキッチンで料理をしている。

   キッチンに立つ京子の尻のアップに修一のN、
N 『いつ見てもそそられる生々しい太腿とふくらはぎじゃ・・・』

   京子、ヘッドボードにもたれた修一に見つめられてるのに気づく。

   慈愛に満ちた笑顔で、
京子「起きたん?」

京子「試合で疲れてるやろ?ご飯ができるまで寝てたらええのに」

京子「あっそや」

   紙袋を掲げて見せ、
京子「うちとペアで日光仮面の新しい衣装作ったから着てな」「ストレッチ素材で機能性バツグンなんやで」

京子「まだ日光仮面は活躍するんやろ?」

   クスッと笑って頷き、
修一「ありがとう。大事に着させてもらうわ」

   楽しそうにまな板でトントントンとキャベツを千切りにしながら(まな板の横に十㎝のエビが六尾入ったパックが置いてあり、京子は作業に集中し手元を見て話す)、
京子「そうそう、修ちゃんの忠告どおり経理の勉強して会社の金の出入りには全てうちが目を通してるから心配いらへんからね」

   京子の尻のアップ(ナプキンを通してパンツに血が少し滲んでいる)の絵に彼女の声、
  「あっそや、軌道に乗ったら言おおもて忘れてたわ」

京子「エミさんが自分で作った服をネットで売ってるのを聞いて思いついたんやけどな」

   洋服のネットモールの絵に声、
  「世の中に一つしかない服を欲しい思う人はいっぱいいてるはずやねん」

   尚もネットモールの絵に声、
  「せやからエミさんみたいに一人で創作してる人の服だけを売るネットモールを、うちの社員に作ってもろてん」

   フライパンでエビフライを揚げながら、
京子「比べるのもおこがましいけどゾゾタウンのミニ版ってとこや」

   千切りキャベツとポテトサラダが乗った皿にエビフライを盛りつける絵に京子の声、
  「まだモールを起ち上げて四ヵ月やけど段々売り上げも伸びてきてるんよ」

   頭の後ろで両腕を組み、京子を見て感心してる修一の絵に、
N 『京子ってこんなにおしゃべりだったのか・・・』

   京子のTシャツから尖った小さな乳首が盛り上がってる絵のアップに修一のN
N 『それによく笑うし、まぶしいくらい明るくなった・・・』

  「あとは味噌汁を温めたら完成や」と楽しそうに呟く京子をベッドから眺め、
N 『楽しそうに話す京子の声は鳥のさえずりを聞いてるみたいで心地いいものだ』

   楽しそうな顔で修一に振り向き、
京子「あっせや、うちのモールではエミさんがダントツで売り上げ№1なんやで」

   京子の艶めかしい太腿の絵に声、
  「エミさんにあんな才能があったとはびっくりや。うちもがんばらなあかんわ」

   机の椅子に掛けた京子の艶めかしい股間のアップに二人の声、
  「おいしい?」

  「チョー美味い。エビフライが食べたかったけど作るのが面倒で諦めちょったんよ」

   トランクス一枚で椅子に掛けた修一と京子が向かい合って食事し、
京子「(嬉しそうに)よかったー。まずい言われたら心が凍ってしまうとこやったわ」

   自分のエビを1尾、修一の皿に乗せてやり、
京子「(嬉しそうに)はい、喜んでくれたお礼」

修一「(嬉しそうに)なんかこういうなんでもない事に二人でおる幸せを感じるのお・・・」

   京子、虚をつかれた顔をする。

   手の甲で涙を拭い、
京子「うちもおんなじこと感じててん・・・」

   京子、真剣な眼差しで修一を見つめる。

京子「修ちゃん、うちのどこが好き?」

修一「全部」

   甘えてすねるように、
京子「そんなんわかってる~、もっと具体的にゆうてえな~」

修一「(すまして)締りのいいオマ○コと淫液の粘りっけがバツグンなとこ」

   歓喜し、
京子「きゃっ」「そおゆう言葉が欲しかったんやー」

   天井の絵。

   ベッドの横のゴミ箱に血まみれのティッシュが山盛りになってる絵に二人の会話、
  「なあ、もう一回したいんやけどもう血ぃ見るのんイヤ?」

  「むふ、血なんか喧嘩で見慣れちょるけん全然気になりませぬ」

    つづく
コメント
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