(162)香奈の淫靡な匂い
四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
長尾今子(30)髪をひっつめた色っぽい美人。170㎝、夫と死別後、一人娘の真菜(3)と共に大富豪の義父(70)と暮らす。ノリがよく、おちゃめである。
香奈(30)170㎝。人妻で図抜けた美人。
香奈の不倫相手のチョイ悪男(25)
半ぐれD(25)
半ぐれのボス(30)入れ墨まみれ
その子分二名(各々25)
N=ナレーション
携帯を切り虚勢を張って、
D 「電話したぞ」
修一「最後に聞く。おどれらのシノギはなんな?」
D 「(怯え)最後って俺も殺す気か?」
おちょくったような作り笑顔で、
修一「素直に答えたら殺すわけなかろうがー」
修一「参考に聞いちょるだけよ」
疑うように、
D 「本当だろうな?」
威張って、
修一「武士に二言はござりませぬ」
安堵し、
D 「覚醒剤とドラッグの密売、売春、人身売買、ぼったくりバー、詐欺その他手広くやってる」
氷のような目で、
修一「わかった。おどれは生きるに値せん」
D、ぎょっとする。
ズンッと快感に貫かれ、
香奈(な、なんとシブい一言・・・)
香奈(男らしいったらありゃしない。今までつき合ったクズ男達と大違い・・・)
ノーパンの膣からツーと溢れ出た淫液が香奈の太腿に伝い流れるのを下から煽って描いた絵。
修一、Dの首をズズッと刺し貫く。
陶酔したように目を潤ませ、
香奈(うああー、イっちゃいそう・・・)
修一、刀にぶら下がった状態のDの顔面を蹴って刀を抜く。
修一、刀をピュッと血ぶりしながら修一をうっとり見つめる香奈の側に歩む。
頬を染めた香奈と修一が見つめあう。
香奈にすまなさそうに、
修一「もうちょっと俺が早く気づいたらよかったんじゃが・・・」
香奈が修一にうっとり見惚れながら、とんでもないと言う様に顔を左右に振る。
アパッチに跨ったまま香奈を見てむっとし、
今子(あーあー、うっとりしちゃって。修ちゃんに色目なんか使うな)
香奈「いえ、助けていただき感謝の言葉もありません」
圧倒されたように修一を見つめ、
香奈(なんだろう、年齢差を感じさせない彼のこの圧倒的な存在感は・・・)
香奈「もし貴男がいなかったら全員に輪姦(まわ)されて売りとばされるとこでした」
深刻な顔で、
修一「今日の事は脳裏に深く刻まれてトラウマになるかもしれんが・・・」
香奈(単に性器で摩擦されただけで私はちっとも気にしてないのになんて優しいの・・・)
修一「こいつらの仲間を全員皆殺しにしちゃるけん、どうか心の傷にならん事を願っちょる」
香奈「(驚き)えっ、こいつらの仲間と対決するんですか?」
感激し、
香奈「私のために?」(やっぱり、彼は出会うべくして出会った私のヒーローだわ)
むっとして香奈を睨み、
今子(貴女のためじゃないわよ。修ちゃんはただクズをぶっ殺したいだけなんだから)
うるうる目の香奈の顔のアップに今子の呟き、
(それにしても綺麗なひと。スタイル抜群で女の私から見てもいい女・・・)
うるうる目で修一を見つめ、
香奈(ふるいつきたくなるほど好き!身も心もすべて貴男に捧げます)
修一が、香奈が乗ってきた車の助手席側のドアを開けるのを上から俯瞰して描いた絵。
修一、運転席で失神してる男を見る。
修一「(香奈に)あんた運転できるか?」
香奈「はい」「あっ、名前は香奈です」
修一、無言で香奈を見つめて頷く。
車内に身を入れて男を片手で軽々と助手席側に引きずって移動させ、
修一「こんなしょうもない男とつき合うなや」
運転席に乗って修一に、
香奈「もうとっくに見限ったわ」
何かを訴えるように熱く見つめる香奈を見て、
修一(ん?)
修一「その訴えるような目は、何か言って欲しいのか?」
嬉しそうに、うんうん頷き、
香奈「なにか私が喜ぶような事を言って」
香奈の太腿を凝視しながら、
修一「あんたのスカートの奥からほんのり漂ってくる匂いを嗅いだら、がまん汁が漏れ申した」
香奈「(歓喜し)ほんとに?」
修一「ヤリたいが残念ながら連れがおって適わんのよね」
さっぱりした顔で、
修一「まっ、縁がなかったんじゃの」
突然パカッと股を開いてノーパンの股間を見せ、
香奈「(自信満々に)絶対私が縁を手繰り寄せてみせるわ」
修一、スカートの奥を凝視する。
修一「(頷き)その時は今日のようにノーパンで俺の前に現れてくれ」
艶然と投げキッスをし、
香奈「お望みのままに」
香奈、ブオーンとエンジンをかける。
名残惜しそうに片手を少し上げた香奈の車が発車する。
修一、走り去る車を見送る。
アパッチから降り、シートにもたれた今子が不安げに、こちらに向かってくる修一を見ている。
アパッチの前に戻ってきた修一に不満げに、
今子「やけに遅かったけど何を話してたの?」
修一「今日の事は事故じゃと思って引きずらんようにと慰めちょった」
不満げに、
今子「優しい言葉をかけるのはいいけど、程々にしないと勘違いされちゃうよ」
不満げな眼差しの今子を、修一がまじまじと見つめる。
今子の唇に軽くキスし、
修一「わかった」
上機嫌で修一の唇にキスし返し、
今子「わかったのならよろしい」
メットを被りながら死体に目をやり、
修一「さあて、クソ共の残骸を始末するか」
空の絵に「シュパッ」とミサイルの爆発音。
上空を飛び(背後の地上、クソ共と共に車も跡形なくミサイルで吹っ飛ばされ、地面が広範囲にえぐれてるのが見える)、
今子「(不安げに)ねえ、ほんとに百人も集められるの?」
目に怒りを滲ませて今子に振り向き、
修一「俺は群れにゃなにもできんクソ共とは人種が違うんじゃ」
今子、怯む。
失望した顔で今子を見つめ、
修一「今子は俺が喧嘩の助っ人を頼むような男じゃと思うちょったんか?」
焦って首を振り、
今子「だからおかしいなと思って聞いただけ。気を悪くさせたのなら御免なさい」
修一「ありゃクズ共を一か所に集めるための方便よ」
修一「俺一人が相手じゃゆうたらあいつら、なめて小人数で来ようが?」
修一「どうせ殺るなら全員まとめて殲滅するほうが手っ取り早いけんのう」
今子「さすが修ちゃん、あったまいいー」
修一の背に甘えてしなだれかかり、
今子「ねえ、さっきの人と私とどっちが綺麗?」
修一「今子の方が綺麗に決まっちょろうが」
今子「(歓喜し)ほんとに?」
修一「それに最高の名器やしのー」
歓喜し、
今子「うふ、嬉しい!」と修一の背に抱きつく絵にN『今から大殺戮が行われる現場に向かっているとは思えぬ無邪気な会話を交わす二人であったーー』
つづく
四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
長尾今子(30)髪をひっつめた色っぽい美人。170㎝、夫と死別後、一人娘の真菜(3)と共に大富豪の義父(70)と暮らす。ノリがよく、おちゃめである。
香奈(30)170㎝。人妻で図抜けた美人。
香奈の不倫相手のチョイ悪男(25)
半ぐれD(25)
半ぐれのボス(30)入れ墨まみれ
その子分二名(各々25)
N=ナレーション
携帯を切り虚勢を張って、
D 「電話したぞ」
修一「最後に聞く。おどれらのシノギはなんな?」
D 「(怯え)最後って俺も殺す気か?」
おちょくったような作り笑顔で、
修一「素直に答えたら殺すわけなかろうがー」
修一「参考に聞いちょるだけよ」
疑うように、
D 「本当だろうな?」
威張って、
修一「武士に二言はござりませぬ」
安堵し、
D 「覚醒剤とドラッグの密売、売春、人身売買、ぼったくりバー、詐欺その他手広くやってる」
氷のような目で、
修一「わかった。おどれは生きるに値せん」
D、ぎょっとする。
ズンッと快感に貫かれ、
香奈(な、なんとシブい一言・・・)
香奈(男らしいったらありゃしない。今までつき合ったクズ男達と大違い・・・)
ノーパンの膣からツーと溢れ出た淫液が香奈の太腿に伝い流れるのを下から煽って描いた絵。
修一、Dの首をズズッと刺し貫く。
陶酔したように目を潤ませ、
香奈(うああー、イっちゃいそう・・・)
修一、刀にぶら下がった状態のDの顔面を蹴って刀を抜く。
修一、刀をピュッと血ぶりしながら修一をうっとり見つめる香奈の側に歩む。
頬を染めた香奈と修一が見つめあう。
香奈にすまなさそうに、
修一「もうちょっと俺が早く気づいたらよかったんじゃが・・・」
香奈が修一にうっとり見惚れながら、とんでもないと言う様に顔を左右に振る。
アパッチに跨ったまま香奈を見てむっとし、
今子(あーあー、うっとりしちゃって。修ちゃんに色目なんか使うな)
香奈「いえ、助けていただき感謝の言葉もありません」
圧倒されたように修一を見つめ、
香奈(なんだろう、年齢差を感じさせない彼のこの圧倒的な存在感は・・・)
香奈「もし貴男がいなかったら全員に輪姦(まわ)されて売りとばされるとこでした」
深刻な顔で、
修一「今日の事は脳裏に深く刻まれてトラウマになるかもしれんが・・・」
香奈(単に性器で摩擦されただけで私はちっとも気にしてないのになんて優しいの・・・)
修一「こいつらの仲間を全員皆殺しにしちゃるけん、どうか心の傷にならん事を願っちょる」
香奈「(驚き)えっ、こいつらの仲間と対決するんですか?」
感激し、
香奈「私のために?」(やっぱり、彼は出会うべくして出会った私のヒーローだわ)
むっとして香奈を睨み、
今子(貴女のためじゃないわよ。修ちゃんはただクズをぶっ殺したいだけなんだから)
うるうる目の香奈の顔のアップに今子の呟き、
(それにしても綺麗なひと。スタイル抜群で女の私から見てもいい女・・・)
うるうる目で修一を見つめ、
香奈(ふるいつきたくなるほど好き!身も心もすべて貴男に捧げます)
修一が、香奈が乗ってきた車の助手席側のドアを開けるのを上から俯瞰して描いた絵。
修一、運転席で失神してる男を見る。
修一「(香奈に)あんた運転できるか?」
香奈「はい」「あっ、名前は香奈です」
修一、無言で香奈を見つめて頷く。
車内に身を入れて男を片手で軽々と助手席側に引きずって移動させ、
修一「こんなしょうもない男とつき合うなや」
運転席に乗って修一に、
香奈「もうとっくに見限ったわ」
何かを訴えるように熱く見つめる香奈を見て、
修一(ん?)
修一「その訴えるような目は、何か言って欲しいのか?」
嬉しそうに、うんうん頷き、
香奈「なにか私が喜ぶような事を言って」
香奈の太腿を凝視しながら、
修一「あんたのスカートの奥からほんのり漂ってくる匂いを嗅いだら、がまん汁が漏れ申した」
香奈「(歓喜し)ほんとに?」
修一「ヤリたいが残念ながら連れがおって適わんのよね」
さっぱりした顔で、
修一「まっ、縁がなかったんじゃの」
突然パカッと股を開いてノーパンの股間を見せ、
香奈「(自信満々に)絶対私が縁を手繰り寄せてみせるわ」
修一、スカートの奥を凝視する。
修一「(頷き)その時は今日のようにノーパンで俺の前に現れてくれ」
艶然と投げキッスをし、
香奈「お望みのままに」
香奈、ブオーンとエンジンをかける。
名残惜しそうに片手を少し上げた香奈の車が発車する。
修一、走り去る車を見送る。
アパッチから降り、シートにもたれた今子が不安げに、こちらに向かってくる修一を見ている。
アパッチの前に戻ってきた修一に不満げに、
今子「やけに遅かったけど何を話してたの?」
修一「今日の事は事故じゃと思って引きずらんようにと慰めちょった」
不満げに、
今子「優しい言葉をかけるのはいいけど、程々にしないと勘違いされちゃうよ」
不満げな眼差しの今子を、修一がまじまじと見つめる。
今子の唇に軽くキスし、
修一「わかった」
上機嫌で修一の唇にキスし返し、
今子「わかったのならよろしい」
メットを被りながら死体に目をやり、
修一「さあて、クソ共の残骸を始末するか」
空の絵に「シュパッ」とミサイルの爆発音。
上空を飛び(背後の地上、クソ共と共に車も跡形なくミサイルで吹っ飛ばされ、地面が広範囲にえぐれてるのが見える)、
今子「(不安げに)ねえ、ほんとに百人も集められるの?」
目に怒りを滲ませて今子に振り向き、
修一「俺は群れにゃなにもできんクソ共とは人種が違うんじゃ」
今子、怯む。
失望した顔で今子を見つめ、
修一「今子は俺が喧嘩の助っ人を頼むような男じゃと思うちょったんか?」
焦って首を振り、
今子「だからおかしいなと思って聞いただけ。気を悪くさせたのなら御免なさい」
修一「ありゃクズ共を一か所に集めるための方便よ」
修一「俺一人が相手じゃゆうたらあいつら、なめて小人数で来ようが?」
修一「どうせ殺るなら全員まとめて殲滅するほうが手っ取り早いけんのう」
今子「さすが修ちゃん、あったまいいー」
修一の背に甘えてしなだれかかり、
今子「ねえ、さっきの人と私とどっちが綺麗?」
修一「今子の方が綺麗に決まっちょろうが」
今子「(歓喜し)ほんとに?」
修一「それに最高の名器やしのー」
歓喜し、
今子「うふ、嬉しい!」と修一の背に抱きつく絵にN『今から大殺戮が行われる現場に向かっているとは思えぬ無邪気な会話を交わす二人であったーー』
つづく