スイスと言えば、ハイジと時計とマッターホーンの平和そのものの国と思い込んでいましたが、チューリヒ空港に降りて最初にビックリしたのは、軍服を纏って銃を持った屈強な兵士達が緊張感を漂わせながら空港を警戒している姿でした。とてもカメラを向けられる雰囲気ではありませんでした。
後に聞いたスイス在住の日本人ガイドの話では、第二次世界大戦の開戦と同時に、スイスは国際社会に対して武装中立を宣言し、侵略者に対しては焦土作戦で臨むことを表明。連合軍、枢軸国どちらにも与せず、スイスを領空侵犯してくる軍用機に対しては、陣営・目的を問わず、迎撃する措置を執った事で、第二次世界大戦には参加せず、守りに徹した事で、国境を接していたドイツ・ヒトラーでさえ全く手を出せなかったそうです。バチカンの衛兵はスイス人という事が、分かった様な気がしました。
思っていたより軍事的に強い国で大国でも手を出せない「武装中立」を堅持して国を守っている事に驚きましたが、ウクライナの情報がマスコミから伝わってくる度に、国を守るという事はどういう事なのか、考えさせられます。
ま、それはそれとして、今日の写真で何となくスイスの山の雰囲気を味わって頂きます。
アイガー北壁はグリンデルワルドからのショットですが・・・山が好きな方にはご存知の方がいると思いますが・・・クライネシャイデックからは、アイガー、メンヒ、ユンフラウの三峰が見えるのですが、ここに行った時には生憎の霧の天候で写真は撮れませんでした。
グリンデルワルドより見る、アイガー北壁
ミッテルホルン
マッターホルン
次回から個々の面白かった話を写真と共にご覧に入れようと思います。
あの頂上にたてるのでしょうか。
高和さんと全く同じ感想を抱きました(^^;)。
夏はマッターホルンを中心に毎日毎日氷河と高山植物を眺めながらのハイキングです。
春は残雪を踏みながら、秋は初冠雪の山を眺めながらと楽しかった日々を思い出しました。
高和さんと、築島さんの質問ですが、夏は同じお宿に一週間泊まりました。現地の日本人ガイドさんが、ちょつと登って来ますねと言って、一日半位だったと思いますが登頂してましたよ。
又、春の時はハンググライダーで氷河を滑空してました。30年位前のことです、のんびりしてましたね。