稲田写真塾*ギャラリー*

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金賞

2014年10月29日 17時12分00秒 | ノンジャンル
伊藤さんも2回目の登場です。
ご自宅の庭からのショットだそうですが、身近な所でもアイディアひとつでこんな素敵な写真が撮れるのです。
星の運行、飛行機の航跡、雷雲と稲妻、車の光跡、家々の明かり、等々「スローシャッター夜景」の素材すべてがバランス良くフレームに納まって、文句なしの素晴らしい画面を作り上げました。
特に、星空(晴れ)の中での雷雲と稲妻の光は珍しく、美しく衝撃的な絵に仕上がりました。

最後にひと言付け加えますが、フィルムと違ってデジタルには特定の条件下で「ノイズ」が発生する問題があります(フィルムの時代には「粒子が荒れる」問題がありました)。
長時間露光のときにこれを解決するのが何度かお話ししているインターバル撮影です。
伊藤さんのようによくご存じの方達は、この作品のように星の軌跡を撮影するときなどに使っています。

課題  「スローシャッター・夜」  金賞

タイトル  「突然の怒りかな?」  伊藤 勇二(笠間)



銀賞

2014年10月27日 17時00分00秒 | ノンジャンル
築島さんも2回目の登場ですが、初めての2枚載せです。本来この2作品は単写真なのですが、2枚の連写真として見ていただきたく、取り上げました。
第一に、アイディアが素晴らしい! モデルになった人から空中に花火でハートマークを書いてもらい、ロングとアップで撮り分け、まるで2カットにバラしたズーミングの様な効果が出ました。
そして、この2作品はこのタイトルによって、写真には「絵」と「タイトル」が協同で表現する面白さを教えてくれましたね。

課題  「スローシャッター・夜」  銀賞

タイトル    「見える愛」  築島 雪枝(水戸)





         「燃える愛、溢れる想い」



銅賞

2014年10月26日 16時55分00秒 | ノンジャンル
祭のお面を妖怪に見立てたところが面白いのですが、妖怪らしく見えるのもスローシャッターならではの効果と言えるでしょう。
予測が難しい祭の中の動きを、ここまで上手くに画面構成出来たこと・・・偶然の要素も少しはあるかも知れませんが・・・お見事!のひと言です。

課題  「スローシャッター・夜」  銅賞

タイトル  「妖怪を激写」   新名 喜久夫(笠間)



4位

2014年10月24日 17時21分00秒 | ノンジャンル
いつの頃からか、私達人間は自分たちが作りだしたはずの「経済(お金)」と「エネルギー(石油、原子力)」に支配されるようになりました。
今やこれらを作り続けることが人類の「業(ごう)」になってしまったようです。
植木さんからは、この風景からそんな「業」を感じ取られたと伺いました。
この写真からはそんな運命的な雰囲気が充分に伝わってきます。

課題  「スローシャッター・夜」  4位

タイトル   「業(ごう)」  植木 繁行(笠間)



5位

2014年10月23日 17時33分00秒 | ノンジャンル
オレンジ色の光、青い光、黒(暗闇)この3色だけで花火大会のワンシーンを見事に表現してしまいました。驚きです。
全体から見れば面積の少ない5軒の屋台(厳密にはもっと多いのかも)がしっかりと撮れていて、良い役目をしながら画面を引き締めています。
スケールの大きい素敵な花火の写真になりました。

課題  「スローシャッター・夜」  5位

タイトル  「屋台のある風景」  福田 義康(笠間)