稲田写真塾*ギャラリー*

稲田写真塾のギャラリーです

金メダル

2010年03月26日 20時07分00秒 | ノンジャンル
改めて、前に書いておいた私の解説を掲載します。

良いところがいっぱいある写真です。
畑(田)がきれいに整地されていたこと。
その畑(田)に舞い降りた雪の質感が巧く表現できる斜光にちょうど良い位置に来た太陽の時にジャスト・タイミングで撮れたこと。
ご神木の周りに雪が少ししか無く、春雪の感じがよく出ていること。
何ものかの足跡が、画面上良いバランスで描いてくれたこと。
カメラ位置がベストポジションだったこと。(笑)
構図(フレーミング)に無駄が無く、良い緊張感があること。
タイトルもピッタリです。
すべてほぼ文句なし!

(追伸)
この足跡が、飯村さんちの犬のシワザだとは知りませんでした。
そして又、暫くの間このコーナーはお休みです。

課題 「春遠からじ」 金メダル

タイトル  「春の足跡」  飯村 常夫(笠間)



銀メダル

2010年03月25日 17時46分00秒 | ノンジャンル
暖かくなってやっと咲いたホトケノザの株にも、春の雪がかかります。
まるで、上の二つの花房が「早すぎたかしら?」と話しているようです
直射光が当たった、クリヤーな色調で、雪の朝見事に晴れ渡った青空が目に浮かぶようです。
寒いけれど、暖かい、心温まる癒し系の写真に仕上がりました。

課題 「春遠からじ」 銀メダル

タイトル  「早すぎたかしら」 野上 弘子(水戸)



いよいよ、ベスト・スリー

2010年03月24日 21時14分00秒 | ノンジャンル
写真展の作品をフレームに入れる作業を、皆で終わらせ今帰ったところです。

ここからは、メダル作品です。
なにか生物のようなすがたかたちをした花たちがラインダンスを踊っているように見えます。
これは、発見力と表現力のなせる技で、見事なものです。
後方に見える、白い壁のような、植木鉢のような、・・・良く解りませんが・・この白が、画面に良い具合の変化と緊張感を作りだしています。
改めて、タイトルを見るとますます「春よ来い!」と踊っているように見えてくるから不思議です。

課題 「春遠からじ」 銅メダル

タイトル  「ラインダンス:春よ来い!」 廣瀬 忠夫(笠間)



4位。

2010年03月23日 17時29分00秒 | ノンジャンル
この時期は、奉納絵馬の写真は多いのですが、この写真に関してはまず、テーマ(春遠からじ)をうまく受け止めたタイトルに泣けました。
そして、絵馬と合格の文字とが少しフォーカスから外れ、板のエッジがシャープに表現されていることが、様々な思いを感じさせます。

課題 「春遠からじ」 4位

タイトル 「きっと、サクラサク」 桜井 ケイシ(笠間)



5位。

2010年03月22日 16時01分00秒 | ノンジャンル
昨日の東京行きは、台風並みの荒れた天気に常磐線が翻弄され、行きから帰りまでダイヤは乱れっぱなしでした。

さて、今日の5位は・・・。
中央に立派なシルエットの梅の木を、ドーンと周りを見下ろしているかのように主役とし、残りの梅の木をすべて脇役にしました。背景は白い雪と空、黒っぽい森のモノトーンのなかに、僅かにピンクの紅梅が見えます。
これで力強い構図になり、「偕楽園春雪之図」といった感じの写真に仕上がりました。

課題 「春遠からじ」  5位

タイトル 「もうすぐ春」 森田 早輝子(水戸)