金賞

田植えが済んだ稲田に朝焼けの雲と空が映っています。
微妙な色彩の雲と新緑とのカラーコンビネーションが素晴らしく、新緑が透明感をもって鮮やかに見えます。
デジタルならではの素敵な作品に仕上がりました。

「新緑を生き生きと」　　金賞

タイトル　　「田んぼのキャンバス」　　飯村　常夫（笠間）

銀賞

先ず第一に、素晴らしい画面構成が目を引きます。
一人の女の子、青い空、白い雲、青い花・・・青を基調にした色構成で、爽やかな春の空気を感じさせます。
この作品の中では新緑は目立たない存在ですが、画面全体で新緑の季節をうまく表現しています。

「新緑を生き生きと」　　銀賞

タイトル　　「風と過ごす休日」　　坂部　史子（笠間）

銅賞

鯉のぼりで飾られた竜神橋、目の前を大きな鯉のぼりが風に舞って、広角レンズが迫力のある画面を作っています。
輝くような新緑の山肌と真っ赤な鯉のぼりの組み合わせが印象的です。
さらに言えば、この写真には見事に「風」が写っています。

「新緑を生き生きと」　　銅賞

タイトル　　「春風に舞う」　　盛田　守（笠間）

４位

見た瞬間この写真からは新緑よりも何よりもピンクの芝桜に圧倒されます。
改めて画面を見て、人物と比較して改めてそのスケールにびっくりしますが、新緑のすがすがしさも大いに感じます。
というように、この写真は画面が色々な部分で見る人の眼を引きつけるように巧みに構成されています（意図したかどうかは別として・・）。
結果として、春の素晴らしさが画面全体から伝わってきますね。

課題　　「新緑を生き生きと」　　4位

タイトル　　「芝桜萌える」　　吉田　喜男（笠間）

５位

水戸の新人飛田さんがいきなり5位での登場です。
この植物の名前は知りませんが、茎と葉のエッジの赤がこの画面を引き締め、水滴の付いた若葉が明るい薄緑をバックにして存在感があります。
さらに、プラス気味の露出が透明感のある画面を作っています。
水滴（雫）の扱いも見事で、清々しいしっとりさが良く伝わってきます。

課題　　「新緑を生き生きと」　　5位

タイトル　　「若葉の雫」　　飛田　清（水戸）