稲田写真塾*ギャラリー*

稲田写真塾のギャラリーです

金賞

2019年01月30日 14時04分00秒 | ノンジャンル
 「自由課題」    金賞

 「はやぶさ君とこまちちゃん」  萩原 勇夫(笠間)



鉄道写真の権威、萩原さんならではの素敵な作品です。
親戚の5歳と3歳の兄妹に「はやぶさリュック」と「こまちリュック」を買ってあげ、盛岡駅で本物の接続や切り離しが見たいと言うので、行きは「はやぶさ」帰りは「こまち」で盛岡駅まで連れて行っての撮影だったそうです。
ホームは人がひっきりなし、子供は動き回るで、大変なロケだったようです。
でも、その努力はちゃんと報われて、こんな名作が生まれました。

*追伸
写真展では、この写真の連作で二人が顔を見合わせて微笑んでいるシーンを撮った作品を展示します。

*再追伸
おしゃべりサロンにも書きましたが、インフルエンザを発症しました。
2月の勉強会の期日が変わりましたので、ご確認ください。

銀賞

2019年01月27日 17時00分00秒 | ノンジャンル
 「自由課題」     銀賞

 「家路を急ぐ」    佐藤 輝夫(常陸太田)



美しい夕焼けの中に黒い雲が割って入った状態になり、雲の切れ目から光芒が見えます。
その光の下、やや小高い土手のような所の道を少し背中を丸めて自転車を漕ぐ人が見えます。
まさしく、懐かしさを覚える家路を急ぐシーンです。
撮影地の選択、カメラポジション、フレーミング、シャッターチャンス、どれを取っても文句なしの作品になりました。

銅賞

2019年01月26日 20時30分00秒 | ノンジャンル
 「自由課題」   銅賞

 「朝の雪化粧」   植木 繁行(常陸太田)



早朝の桧原湖付近、空が雲に覆われて撮影はダメかと思っていたところ、東の空の雲に切れ目から一筋の光が差してきて・・・その一瞬だそうです。
曇っている状態とは青味のある光ですが、そこに朝のまだ色温度の低い赤味のある一筋の光が差してきた事になり、このような状態になります。
この時を逃さず、無駄のないフレーミングで見事に捉えました。
風格のある荘厳な作品が出来ました。

4位

2019年01月26日 11時12分00秒 | ノンジャンル
 「自由課題」     4位

 「夜の白鳥」    本図 喜久子(水戸)



本図さんは今回3点のイルミネーションの写真を提出してくれたのですが、3点とも素晴らしく、甲乙付け難かったのですがちょっと味わいの違うこの作品を選んでみました。
イルミネーションの水場では鏡のような水面に上下対称の構図で撮られることが多いのですがこの作品では風が出てさざ波状態で撮られたので、反射した美しい波紋と明るい現物との対象がとてもエレガントに表現出来ました。
さらにこの羽ばたく白鳥とさざ波は動きを感じさせて素敵です。

5位

2019年01月24日 16時56分00秒 | ノンジャンル
 「自由課題」     5位

 「斬る!」     平沢 房雄(笠間)



2ヶ月前に笠間塾に新しく入られた平沢さん、初めてのベスト10入りです。

先月の「ベスト10」にこれとほとんど同じ瞬間の正面からアップの山口さんの作品がありましたが、カメラポジションとフレーミング(レンズ焦点距離の差がある構図)が違うために味わいの違った作品になりました。
少し引いたアングルは、仲間や観客のぼけ具合がぴったりで良い背景になり、この女性と観客の人達の緊張感のある眼差しがこの場の雰囲気をヒシヒシと伝えてくれます。