９位

自由作品　　　　９位

　「導かれるままに」　　　築島　雪枝（水戸）



現実はこんな色にヒトの目には見えませんが、カメラの目では（ホワイトバランスの設定にもよりますが）こんな風にも見えるのです。
でも、それがこの写真では効果を上げました。
非現実的な絵がタイトルと相まって不思議な世界を作り上げました。

自由 10位

今日から自由課題の「ベスト10」を順に発表します。

自由作品　　　　10位

　「光る電車」　　　村田　博明（笠間）



水戸線上り列車が笠間駅を発車したところです。
朝の光が、列車に、線路に、電線に、光ってインパクトがありとても印象的に表現できました。
逆光でコントラストの高くなりがちな絵を上手く仕上げましたね。

番外編

　　「秋の気配」　　　　番外

　「輝かぬ太陽」　　　　稲田　浩男



稲刈りが済んだ後の笠間・北吉原の田園風景です。
靄とも煙ともつかず、どんよりと煙って太陽がぼんやりとしています。
秋にしては、何となく気怠い朝です。

金賞

課題　「秋の気配」 　金賞

「秋の暁に想いは巡る」　　　山口　克治（笠間）



　秋は暁、やうやう赤くなりゆく山際は少し明かりて紫立ちたる雲の細くたなびきたる・・・これ枕草子の一節をちょっと変えた文ですが、「春はあけぼの」を「秋は暁」に変えただけでこの写真の解説にピッタリ！
ある秋の日の早朝、こんな好天ではさぞかし様々な想いが駆け巡ることでしょう。

話が変わって、前回の笠間勉強会後の懇親会（飲み会）で桜井君と新会員の田中さんより、
「飯豊撮影会の先生の作品が勉強になったので、毎月の課題についても作例のような形で見せていただけないか？」
との、申し入れがありました。
作例とはおこがましいのですが、酒の勢いで引き受けてしまい、後悔していますが約束なので今月から（明日アップして）お見せすることにします。

銀賞

課題　「秋の気配」　　　　銀賞　

「何色に染まりますか」　　　高野　功（笠間）



花は「その場の風情を大切に撮る！」を原則に勧めていますが、時にはこんな撮影方法も面白く、おとぎの国に咲いたコスモス・・・のように撮れました。
そして、現実の秋よりも秋を感じると言っては、褒めすぎでしょうか？