銅賞

１月の自由課題　　　　銅賞

　「私もカメラマン」　　　福田　義康（笠間）



海の出初式もなかなかいいものですね。
放水と飛沫に虹が架かって、遠景が美しく霞んで見えます。
一方、手前ではカメラマンたちが群がって放水と虹とにレンズを向けています。
もやった遠景くっきりと強い近景、この二つのコントラストがキレの良い写真を作り上げました。

４位

１月の自由課題　　　　４位

　「オレが稲荷を守る！」　　新名　喜久夫（笠間）



「笠間稲荷にこんな場所があったっけ？」
と、思う方が多いとおもいますが、この写真は新名さんがフィルムカメラの時と同じようにカメラの（PCを使わない）二重露光で作り上げた作品です。
レンズキャップに切り込みを入れて、回転させての多重露光でした。
結果として、違和感のない幻想的な面白い作品になりました。

５位

１月の自由課題　　　　　５位

　「二十歳の化粧」　　　野上　弘子（水戸）



昨今の成人式にはこれが日本人かと思うほどケバい化粧の成人たちがあふれていますが、こんな清楚な二十歳が存在していたことは何とも嬉しく思いますね～。
エッセンスだけを取り出した無駄のないフレーミングもここではピッタリで、素敵な日本女性が表現されました。
そして余計なことですが、この方は野上さんのお孫さんだそうです。

６位

１月自由課題　　　　６位

　「朝焼けに燃える」　　　村田　博明（笠間）



まるで火事のようにも見える、凄味のある朝焼けです。
通常は邪魔になる高圧線がここではある種の雰囲気作りに貢献しています。
遠くを鳥の群れが渡り、下ではまだ人々が眠り、この場では村田さんがシャッターを切っています。

７位

１月の自由課題　　　７位

　「ぼくらの出番」　　　坂部　史子（笠間）



子供、出初式、・・これでこんがらかったのかなあ～？　　ま、いっか！
この画面には顔の表情が分かるものがまったくありませんが、いざ始めようとしている緊張感が漂って、この場の雰囲気がしっかりと伝わってきます。
後ろ姿を撮る時にはこうでなくっちゃ！
逆光気味の光線で赤の衣装とハチマキが目立って、美しい絵になりました。