16位

寒さの中、素っ裸の男達が担ぐ勇壮な神輿渡御のショットです。
手前に一人の主役を配して画面に奥行きを持たせました。
原則としては良くないのですが、画面が傾いているのも神輿の動きを感じさせて、ここではとても有効でした。

課題　　「正月」　　　16位

タイトル　　「日の出に向かって神輿渡御」　　加倉井　克己（水戸）

17位

背中に「防火」とロゴが入った半纏を来た３人が出初め式を終えて、帰る後ろ姿のショットですが、どうやら女性の３人組のようです。
纏には「婦防」の文字が見えますから防火隊婦人部の人達の様です。
偕楽園をバックに素敵なフレーミングで切り取りが出来、良い１年になりそうな雰囲気が出ました。

課題　　「正月」　　　17位

タイトル　　「式終えて」　　米畑　義三郎（笠間）

18位

鮮やかな色彩の福袋が目を引きます。
今年は福が付いてきてくれそうな・・・そんな期待で袋を選んでいるようにも見えます。
人物の顔を出さないフレーミングで、写真を見る人に登場人物の気持ちを様々に想像させます。

課題　　　　「正月」　　18位

タイトル　　「「福」を探す」　　　植木　繁行（笠間）

19位

絵を見ただけでは、なんでこれが正月なの？という感じですが、タイトルを見ると大いに納得させられます。
小正月の頃になると、毎年こんな地道な作業が里山の農作業として続けられているのだとしみじみと感じさせられる良い絵になりました。

課題　　「正月」　　　19位

タイトル　　「小正月辺りの出来事」　　笹島　具視（水戸）

「正月」 20位から。

今日から課題「正月」のベスト20を順に発表して行きます。
塾生諸兄には勉強会で全作品を見ていただいていますが、好調で何枚も素晴らしい作品を提出する人もいれば、何となく調子が上がらなかった人もいました。
ま、毎回大なり小なりそんなことはあるのであまり気にはしませんが、これからは・・・今までも時々はありましたが・・・良い作品が提出されれば１人で2点でも、3点でもベスト20に載せて行きたいと思っています。
折角たくさんの人達にご覧頂いているのですから、ベスト～と謳っている以上、なるべく良い作品を見ていただきたく思うので、これから先もこのようにしたいと思っています。


さて、今回「正月」の20位は・・・。
おなじみ、浅草寺・仲店通りのお正月風景です。
やや暗めの雷門をバックにした紅白のまゆ玉があざやかです。
歌舞伎役者の名が入った白木の板などが正月の雰囲気を盛り上げて、浅草のお正月はどこに行っても人だらけです。

課題　　「正月」　　　　20位

タイトル　　「まゆ玉が福を呼ぶ」　　　川辺　柳三朗（笠間）