個人的には、日本の最高神・・だと思っています。
福井県丹生郡越前町織田に鎮座する、劔神社 (つるぎじんじゃ) のhpの「ご由緒」に、スサノオノミコトの神々しい御姿の絵が紹介されています。(忍熊王の夢枕に立たれる素盞嗚大神) 丹生郡と言う地名が、いかにもって感じですね。
満月の夜に、白い着物と、白い髪、白いヒゲの御姿で、忍熊王 (おしくまおう) の夢枕に立たれて「霊劔」を渡してアドバイスをする・・と言う話です。
神々しくも気品に満ち、かつ威厳がある。
この劔神社には、梵鐘や、釈迦八相涅槃図、不動明王三尊像、十二天画像など、かつての神仏習合時代の宝物がまだ現存しているみたいです。奇跡に近いことです。
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和歌山県新宮市の「熊野速玉大社」のご祭神、熊野速玉大神 (熊野本宮では、同じ神名で、速玉之男とされていますが、
「古代日本正史」で、原田 常治さんは、この速玉之男を、スサノオノミコトだと述べています。
真偽の判断は、人それぞれですが、
私はかつて、滝の動画を撮りに行った際、近くに寄ったので、熊野速玉大社をお参りしたことがあります。
小雨が降っていましたが、雷注意報は出ていませんでした。
まず・・一礼した際に、社殿のすぐ真上で、「ドゴンっ・・・ゴロゴロゴロ・・・」と雷鳴が・・・。
私は聞こえていないフリをして、二礼目をし、二拍手・・・一礼し、社務所に御朱印いただきに。
(・・・完全に、ご祭神は、私の頭の中をすべて筒抜で読んでおられたような・・・気がしました)
熊野速玉大神=スサノオノミコトだとすると、スサノオノミコトの異名に、「大雷神」と、雷の神の側面もあるので・・・
(本当に雷、操れるのか・・・)と、頭の中、真っ白になりました。
あとは、「ギクシャク」歩きながら、一礼して神社を出ました。
インドの古い神に、インドラ (帝釈天。お釈迦様は、サッカと呼ぶ) と言う、三十三天の王がいます。自然神と思われがちですが、人の神です。この方も、雷を操れるのは有名で、密教で使う独鈷杵 (とっこしょ。ヴァジュラ) から雷を発するのだとか。
いずれ、インドラとスサノオノミコトのことも書いてみたいと思います。
ではまた。
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