16社寺目です。
高野山明王院 (赤不動明王) 。高野山別格本山です。
平成6年7月23日に御朱印いただいております。
画像はウィキより、
初めて参拝。
「こんにちは~」とあいさつすると、
「ドタドタドタドタドタ・・・」と、若い僧侶がかけてきて (今の住職かな?) 、
いきなり正座して、
「ようこそいらっしゃいました!」と、深々と頭を下げてくださりました。
(今どきの若い人 (当時のですよ) にしては、よくできた人だな) と感心し、
「御朱印お願いします。本堂も拝ませてください」と言うと、「かしこまりました。では、本堂へは役僧にご案内させますので」と、若い役僧を呼んでくださりました。
若い役僧は、学生か職員かはわかりませんが、こちらは、「むっつり」していました。(高野山の宿坊には、高野山大学や専修学院で密教を勉強している学生が寄宿していて、役僧と見た目では区別できません)
御前立の赤不動明王様 (ご本尊・赤不動明王のレプリカ。と言っても、ほとんど同じように見え、ド迫力です)を拝み、紙でできた「赤不動明王御影」を購入いたしました。今でも大切にしています。
近畿36不動明王霊場会が、昔、京都の大覚寺にて「出開帳」と柴燈護摩を修したことがあるのですが、「黄不動」「青不動」「赤不動」は、特別なオーラを発していました。もちろん、出開帳用のレプリカ「だと」思いますが、それでもすごいオーラでした。
明王院には、何度か参拝し、一度は、毎年4月28に修される、「赤不動明王大祭」にも参列しました。(今はコロナでどうなのかは不明です)
御本尊が御開帳されて、ものすごい迫力でした。
左右で、2つの護摩が修されていた・・・と、記憶していますが、かなり昔なのではっきりとはしません。
ただ、参拝者が全国から参詣し、すし詰めでした。
その大祭当日、別の宿坊で先祖供養を申し込んだのですが、なかなか法要が始まらず、しびれを切らした私が、「ちょっと出てきますので、ご回向、私不在でよろしくお願いします!」と、でかい声で言うと、それまでスローに動いていた役僧たちが、急にテキパキ動き出し、玄関まで何人か見送りに来てくれました。
なんとか、明王院の大祭に間に合い、ウキウキした気分で、ご回向申し込んだ別の宿坊に戻ると、まだ「テキパキ」していて、星月菩提樹の念珠を「8体」くらい、おみやげにくださりました。あと、「香り袋」も。
私は別に「怒りを発したワケ」ではなかったのですが、寅年生まれの私は、「豹が変じて虎となる」ごとく、平時と、スイッチが入ったときは、別人みたいになるので・・・・・・・ただ、ありがたくも、申し訳ない気持ちで念珠8体と「香り袋」をいただきました。その後も、役僧が見送ってくれました。
(ただ、その次行ったときは、その宿坊の役僧は、いつものスローな対応に戻っていました・・・)
ではまた。
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