この時期は、もう一つの故郷である国に帰っているツバメ君たち。
私はなぜか彼らに、行く先々で好かれます。
ある時は、スーパーから出た瞬間、ツバメ軍団が私の頭上2mくらいのところを「ゆっくり」舞うように飛んだり、
またある時は、菩提寺 (真言宗) で、法要を終え、駐車場に行ったとき、やはりツバメ軍団が私の頭上2mくらいのところを「ゆっくり」舞ったりとか。
後日、菩提寺の奥さんに聞くと、その辺りにはツバメはいないとか。
渡りの途中に立ち寄ってくれたのだろうか?
うちの周りにも、たくさんのツバメが春~秋にはいます。
2年くらい前の夏、私と仲が良いトンビの「ニュー」か、もしくは「殿」が私の目の前で、「く~るく~る」と、楕円形に、しかも斜めの角度で舞っていると・・・どこからか、ツバメの大群がやってきて、
「トンビの上を、トンビの舞う速度に合わせ、く~るく~ると舞ってくれ」ました。「キュイ♪ キュイ♪」と言う珍しい鳴き声で。
舞っているトンビも驚いたようで、舞いながら、自分の上で舞っているツバメの大群を見ていました。(鳥・・・特にトンビなど猛禽類は飛びながら上を見れる。)
また、ハシブトガラスの「リキ」が飛んできた時も、遠くからツバメの大群が「キュイ♪」と鳴きながらやってきたのですが、リキが突然「くる~ん」と時計回りに回転したので、先頭のツバメたちは、あわてて回避していました。飛ぶことにかけては、自由自在のツバメも、大きなカラスが急に回転して接近すると、さすがに回避するだけで精一杯。
私は、赤トンボにも好かれるのですが、ある初夏の朝、窓から外を見ていると、30匹くらいの赤トンボの大群が、空中で縦横整列し、ホバリングした状態で窓の外にいました。と、赤トンボの軍団が、「全員息が合った形で」、「すすすっ」と、右に3mくらいズレます。見ると、一羽のツバメ君が「やーっ」と、一直線に私の目の前を飛んでいきました。
しかし、私の見ている前では、ツバメ君も捕食行動をしませんでした。
ツバメ君で、一番かわいいと思ったのが、よく、電線にたくさんのツバメたちが群れていて、私の姿を確認すると、「キュイ♪ キュイ♪」と鳴きながら、全身の羽毛を「プルプル」させるときです。
いままで、うちの勝手口のコンクリの上に、ツバメと、スズメと、ハクセキレイ?の「抜けたてのホヤホヤの」きれいな羽が落ちていたことがあり、うちの神棚に置いています。
飛行自在、人懐っこいツバメたちも、昨今、数を減らしてきています。
自然環境は、もう、待ったなし!
(私は環境保護団体 WWFの会員ですし、いくつかの植林ボランティア団体の会員でもあります。環境省の外部団体から、間違いないお墨付きをもらった協会に入っています。)
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