1年か2年前の夏の台風。
直撃ではありませんでしたが、
かなりの強風。
自宅の玄関に向かって歩いていると、
ガレージの角から一匹の蝶々が私に向かって飛んできました。
そして、私の左斜め後ろの地面に着地。
地面でも強風が吹き荒れていました。
咄嗟に左手を伸ばし、蝶々の前で「風をさえぎろうと」手を堤のようにして蝶々を守りました。
蝶々も必死に耐えています。
体を持って行って守ろうにも、私自身が強風で動けない状態。
10秒くらい耐えていた蝶々は、ついに飛ばされていきました。
翌日か翌々日、飛ばされた蝶々は、「ひらひら」と、うちの家のそばを、元気に飛んでいました。
環境保護団体WWFの会員でもある私は、年々、地球環境が「待ったなし」を随時「悪化」更新している事実を知っています。
自由主義経済も、とっくに壊れて終わっているのに、まだ「ごまかし」続けている大国たち。(大国以外も)
それゆえ、貧富の差はますます加速し、温暖化は加速度的に進み、地球が壊れる速度も倍々で加速している昨今。
大企業も、デタラメなやり方で「儲け」一辺倒。ここでは書けない、ひどい実態もたくさん知っています。
これだけ災害が全世界的に加速していても、まだ「ごまかし続ける」政治と経済。すべて、人間の「強欲」が原因です。
お釈迦様は、「足ることを知る」美徳を在家の人々にも説きました。
神道では、「すべてのものに神が宿る」と言います。それは、「すべてのものに、≪ いのち ≫がある、と言う意味です。
禅宗では、「山川草木威儀即仏法 (さんせんそうもくいぎそくぶっぽう) 」と言います。山も川も草木も、みな仏法の現れである。
「すべてはつながっている」。
「自然を大切にし」、「ものを大切にする」。
強風で飛ばされた蝶々。しかし、がんばって生き残っていた姿に、地球のために、少しずつでも頑張ろうと思った私です。
ではまた。
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