タツノヒノエ

神仏への道-神社仏閣巡りから、古代の神々との出会い

台風と蝶々・・・

2021-12-27 18:08:12 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

1年か2年前の夏の台風。

直撃ではありませんでしたが、

かなりの強風。

自宅の玄関に向かって歩いていると、

ガレージの角から一匹の蝶々が私に向かって飛んできました。

そして、私の左斜め後ろの地面に着地。

地面でも強風が吹き荒れていました。

咄嗟に左手を伸ばし、蝶々の前で「風をさえぎろうと」手を堤のようにして蝶々を守りました。

蝶々も必死に耐えています。

体を持って行って守ろうにも、私自身が強風で動けない状態。

10秒くらい耐えていた蝶々は、ついに飛ばされていきました。

翌日か翌々日、飛ばされた蝶々は、「ひらひら」と、うちの家のそばを、元気に飛んでいました。

環境保護団体WWFの会員でもある私は、年々、地球環境が「待ったなし」を随時「悪化」更新している事実を知っています。

自由主義経済も、とっくに壊れて終わっているのに、まだ「ごまかし」続けている大国たち。(大国以外も)

それゆえ、貧富の差はますます加速し、温暖化は加速度的に進み、地球が壊れる速度も倍々で加速している昨今。

大企業も、デタラメなやり方で「儲け」一辺倒。ここでは書けない、ひどい実態もたくさん知っています。

これだけ災害が全世界的に加速していても、まだ「ごまかし続ける」政治と経済。すべて、人間の「強欲」が原因です。

お釈迦様は、「足ることを知る」美徳を在家の人々にも説きました。

神道では、「すべてのものに神が宿る」と言います。それは、「すべてのものに、≪ いのち ≫がある、と言う意味です。

禅宗では、「山川草木威儀即仏法 (さんせんそうもくいぎそくぶっぽう) 」と言います。山も川も草木も、みな仏法の現れである。

「すべてはつながっている」。

「自然を大切にし」、「ものを大切にする」。

強風で飛ばされた蝶々。しかし、がんばって生き残っていた姿に、地球のために、少しずつでも頑張ろうと思った私です。

ではまた。

・・・・・

 


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赤トンボの優しさ・・・

2021-12-27 17:41:02 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

日本の神々の神使に名を連ねる「トンボ」。

どのトンボが神使かはわかりませんが、どのトンボも神使だと思います。

特に「赤トンボ」。(アキアカネほか)

前述した、菩提寺での法要を終え、駐車場に行った際、ツバメの大群が、私の頭上2mの高さを、「ゆっくり」舞ってくれた話を書きましたが、

その翌月の法要では、「赤トンボ」の軍団が、同じように駐車場で「舞ってくれました」。

私は、オニヤンマ・ギンヤンマ・シオカラトンボ・羽黒トンボほか、トンボにも好かれるのですが、

「赤トンボ」は、数が多いせいか、好かれます。

6、7年前、疲れて帰宅したとき、一匹の赤トンボが近寄って来て、車から降りた私の手前1mの地面に「すっ」と降りました。

まるで、疲れた私を癒してくれるように。

「お前 (赤トンボ) は、ホントに優しいな」。

私がいなくなるまで、地面に降りたままでした。

昨年の晩秋、会社のドアを開けて出た瞬間、一匹の赤トンボが、「力なく」私のそばに飛んできました。

「パラパラパラ・・・」全盛期は、力強い羽音を発する赤トンボの羽の音も、生涯最後の瞬間、燃え尽きる瞬間の羽音は、弱々しくもはかないものでした。

(最後の力を振り絞って、会いにきてくれたのか) ふと、そう思いました。

オニヤンマは、そう会えはしないですが、狩りの途中、「ふっ」とそばに降り立つことはあります。

トンボ・・・「蜻蛉 (せいれい) 」・・・神使です。

・・・・・

 

 

 


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高野山②・・・

2021-12-27 17:33:15 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

続いて、総本山・金剛峯寺 (こんごうぶじ) 。

平成6年7月23日に、御朱印いただいています。

画像はウィキより、

主殿の大玄関(左)と少玄関(右)蟠龍庭

参与会員は、高野山・金剛峯寺管轄の所は、どこでも無料ですが、

ここも確か有料です。

壇上や、奥ノ院と違い、金剛峯寺は、あまり「信仰目的」の人には人気なく、観光目的の人に人気が高い印象です。

しかし、一般人には公開されていない「秘仏」もあり、重厚感はあります。

ここは「お守り」が多いです。

高野山は、壇上・金剛峯寺・奥の院で、お守りが売ってますが、

「同じ形の御守り」が、お土産屋さんでもあります。

ただ、お土産屋さんで売っているのは、あくまで「グッズ」であり、仏様の魂は「入ってません」。

仏像やお札、お守りは、神社であれ、お寺であれ、「魂入れ」されて、初めて「お守り」になるのであり、「魂入れ」されていないと、「見た目は同じでも」、ただの「像」であり、ただの「グッズ」です。

(前述した通り、お寺では、お墓・お位牌・仏像・お札・お守りの魂入れは、「開眼」と言います。)

うちの菩提寺に聞いたのですが、お札やお守りの開眼は、仏像やお墓、お位牌ほど丁寧にはしないけど、「ちゃんと、開眼しています」と言ってました。

高野山内のお土産屋さんで、人気なのは、「みろく石」(饅頭)、「高野豆腐」、「胡麻豆腐」です。高野山の胡麻豆腐は、「もっちり感」が半端ないです。

宿坊の精進料理は、どこも美味しいですが、ご飯のおいしさは、宿坊によって差があります。カマで炊いてるのでしょうか?

「みろく石」は、「昔懐かしい、お饅頭」と言う風味です。

今もそうかは定かではありませんが、「壇上」「金剛峯寺」「奥之院」いずれでも、同じ「弘法大師像 (開眼入魂済・厨子入り) 」が三万円で売っていました。

私は、ここ金剛峯寺で買い求めて、うちの仏壇の中段にお祀りしています。

壇上伽藍、奥之院とはまた違い、金剛峯寺は、中に入ると・・・なんとも言えない心地よい気が流れています。

ではまた。

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