タツノヒノエ

神仏への道-神社仏閣巡りから、古代の神々との出会い

熊野本宮大社・・・

2021-12-12 20:17:42 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

神仏霊場会が設立される、だいぶ前、私の神社仏閣無差別巡拝が始まりました。

平成6年4月3日。最初の社寺は、和歌山県の熊野本宮大社です。

御朱印帳は、金色の八咫烏が描かれています。

朱印帳を購入した時、私は、この三本足の「鳩のような鳥」が何かわからず、「これ、鳩ですか ?」と、売ってくれたおばさんに聞くと、「いえ、ヤタガラスですよ、有名なんです知りませんか ?」と答えられました。

その時は、ヤタガラスのことは詳しくはありませんでした。ただ・・・今見ても、絵は鳩に見える。

・・・「地上天国 熊野本宮大社」と言う看板か旗かがありましたが、確かに、心地よい気が満ち満ちていたのを覚えています。

お香を焚いていたわけではないのでしょうが、

お寺の香しいお香の香りがしたような「気が」して、

(ここは、昔、寺院だったな・・・)と直感で思ったのを覚えています。

寺院だった歴史があるわけではないでしょうが、修験のメッカに近いような地域のハズなので、間違いなく過去の歴史には、神仏習合の時代が長くあったハズです。

・・・社務所で御朱印をいただき、「写真撮影 禁止、と書いてありましたが、上の社殿をカメラで撮ったらダメですか ?」と聞くと、

神職が「ああ、いいですよ」とOKくれたので、当時のインスタント・カメラで撮っていると、観光客らしき人が、「ここ、撮影禁止と書いてありましたよ!」と語気強く言います。

「いえ、さっき社務所で写していいと言われたんですが」と言い、撮影続行しました。

下の方は、(かつて仏教寺院があったのかな) と思う、神仏習合の雰囲気が残っていましたが、上の社殿は、「神気」が強く出ていて、清浄な空気を感じました。

本宮は、主祭神はスサノオノミコトと言われますが、ニギハヤヒノミコトだと言う人もいます。私には、たくさんの神々が祀られていて、しかも、男神・女神ともに祀られていて、どの神が主祭神なのかはわかりませんでしたが、すごく心地よい気に満ちていることだけはわかりました。

こうして、記念すべき神仏霊場巡りの第一歩は終わりました。

この日は、もう一社お参りしました。

ではまた。

・・・・・


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スサノオノミコト② 古代出雲王朝の「スサオ」・・・

2021-12-12 11:04:13 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

今から20年?くらい前のテレビ番組。

テレビクルーが、スサノオノミコトのルーツを調べに韓国に。

古代出雲王朝と、古代朝鮮の歴史に詳しいと言う韓国の大学教授に会いに行く。

韓国の教授 「日本のスサノオと言う発音では無いのですが、韓国の発音で、≪スサオ≫ と言う、古代出雲の王のことは、古代朝鮮の文献に載っています。この方が、おそらく日本神話に登場するスサノオノミコトだと思います。スサオとは、古代出雲の男王でシャーマンのことを指します。個人名ではありません。確かに、3世紀ころ、古代出雲王朝は、古代朝鮮と交易の記録があります。」

 

男王でシャーマンを、古代出雲では「スサオ (日本の発音ではスサノオ ?) 」と言うそうです。

今は、神として日本の国家守護神的存在であるスサノオノミコト。

代表的な神使は、「カラス」「ヘビ」「キツネ」。

スサノオノミコトもまた、様々な御神名を持ち、仏教の守護者としては、「釈迦如来の化身」と名乗ることが多いように思います。

真言・天台の密教では、阿弥陀如来と習合することが多いようですが、基本的には、「釈迦如来の化身」と名乗ることが多いように思います。

ではまた。

・・・・・

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする