熊野本宮参拝後、同日、平成6年4月3日、奈良県桜井市の「大神神社 (大物主大神) 」にお参りしました。

当日、初めてのお参りでしたが、
昔ながらの、「古き良き神社」いかにも、「古社」と言う、いぶし銀のシブさが境内から伝わってきました。
あれから、数多く参拝しましたが、
大神神社での面白いエピソードを記します。
どれくらい前か覚えていませんが、
まだ私が若かったころだと思います。
御祈祷を申し込んで、社殿の通路みたいなところで、私含め複数の祈願申込者が座って待っていました。
と、若い神職の人が小走りに近づいてきて、数人の前を通った後、私の手前2mのところで私を見とがめ、
いったん通るのを躊躇 (ちゅうちょ) します。
3秒くらい止まって、
「すみません・・」と私に言い、私に会釈して小走りに走り抜けました。
「?」・・・他の人と同じように、通路の端に座っていただけなのですが・・・。
その時はそれで終わったのですが、次回、また御祈祷に訪れたとき、
同じようなシチュエーションで、同じように若い神職が小走りに通り抜けていきましたが、その時は、全く私を意識することなく、スルーして通って行きました。
社寺では色々な不思議体験や神秘体験をしてきましたが、
私は、「一度あったことは、二度目は無い」人間なのです。
・・・大神神社ですが、広大な境内の中で、「成願稲荷社」があります。ほとんど参拝者は見ませんが、それ故、神気を感じられます。近くに、復活した神宮寺「平等寺 (曹洞宗) 」があります。ここには、「生身の釈迦画像 (2500年前にインドで描かれたお釈迦様42歳の時の絵) 」があります。アーリア系の整ったお顔立ちで、王の威厳がある御姿です。
ではまた。
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