シニアガイド より
⚫︎人口が増えている県、減っている県
日本全体でみると、少子高齢化による人口の減少が続いてる。
しかし、47都道府県のうち7つだけは人口増。
この記事では、総務省統計局の資料をもとに、各県の人口の増減を見る。
⚫︎人口が自然増加しているのは「沖縄県」だけ
人口増減率がプラスの人口が増えている県は、東京都、沖縄県、埼玉県、神奈川県、愛知県、千葉県、福岡県の7都県。中でも、沖縄県は特別な存在。
沖縄県は、出生児数から死亡者数を引いた「自然増減」が全国で唯一プラスなのに加え、他県からの移住者による「社会増減」もプラス。つまり、県内だけみても人口が増えている上に、他県からも人口が流入しています。人口の減少に苦しむ県にとってはうらやましい存在。
沖縄県以外の6都県は、自然増減はマイナスだが、社会増減がプラスで、人口増。
県内の人は減ってるが、他県からの流入が、それを補っている。
特に東京都は、人口増加率が0.72%と高く、他の県からの流入が多いことが分かる。
💋明らかに行政の問題。東京中央集権主義のまま。
⚫︎人口の減少が激しい「秋田県」
人口増の県がある一方で、大きく人口を減らしている県が、
秋田県、青森県、岩手県、和歌山県、高知県、山形県の6県。
人口増減率が「マイナス1%以上」で、特に人口の減り方が激しい県。
この6県を含む32の県は、「自然増減」と「社会増減」の両方がマイナス。
つまり、県内が人口減の上に、さらに他県へ人口が流出している。
なお、宮城県、群馬県、富山県、石川県、滋賀県、京都府、大阪府、島根県の8府県は、
他県からの流入による「社会増減」がプラスだが、県内の人口減少を補いきれず、全体では人口減に。
(出典:総務省統計局) 💋 結局行政の思考停止の結果⁇
⚫︎全都道府県 人口増減率一覧
全国平均よりも、人口増加率が高い県は数が少ない。
1位:東京都 0.72%
2位:沖縄県 0.31%
3位:埼玉県 0.28%
4位:神奈川県 0.20%
5位:愛知県 0.16%
6位:千葉県 0.14%
7位:福岡県 0.01%
8位:滋賀県 -0.01%
9位:大阪府 -0.12%
*全国平均 -0.21%
10位:京都府 -0.32%
11位:宮城県 -0.33%
12位:兵庫県 -0.34%
13位:石川県 -0.35%
14位:群馬県 -0.39%
15位:広島県 -0.41%
16位:静岡県 -0.44%
17位:三重県 -0.46%
18位:岡山県 -0.47%
19位:熊本県 -0.48%
20位:茨城県 -0.52% 20位:富山県 -0.52%
22位:佐賀県 -0.55%
23位:栃木県 -0.56% 23位:香川県 -0.56%
25位:岐阜県 -0.58%
26位:福井県 -0.59%
27位:長野県 -0.60%
28位:奈良県 -0.63%
29位:北海道 -0.65%
30位:鹿児島県 -0.70%
31位:島根県 -0.71% 31位:山梨県 -0.71%
33位:宮崎県 -0.74%
34位:大分県 -0.75%
35位:鳥取県 -0.84%
36位:山口県 -0.90%
36位:愛媛県 -0.90%
38位:新潟県 -0.92%
39位:福島県 -0.99% 39位:徳島県 -0.99% 39位:長崎県 -0.99%
42位:山形県 -1.04%
43位:高知県 -1.06%
44位:和歌山県 -1.08%
45位:岩手県 -1.12%
46位:青森県 -1.22%
47位:秋田県 -1.47%