◉大阪 交通機関 減便
大阪メトロが先週に続き4月18日と19日の土日、全9路線の運行本数を2割減便。合わせて、堺筋線と中央線で相互直通運転する阪急電鉄と近鉄電車も減便。
新型コロナウイルス感染拡大防止ために人口流動率を7~8割減らすよう国から要請されている。
これを受け、人口流動の減少のため電車の運行本数を減らす声が上がり、大阪市の松井一郎市長の提案で11日、12日の土日に2割の減便をすでに実施済。両日の乗車人数は4割以上減少し、車内の混雑は低くなるという結果が出ている。
対象路線は大阪メトロ全線(御堂筋線、谷町線、四つ橋線、中央線、千日前線、堺筋線、長堀鶴見緑地線、今里筋線、ニュートラム)と阪急電鉄・京都線、近鉄電車・けいはんな線(長田・生駒間)。次週以降の土日、休日、祝日については利用状況を踏まえ、対応が検討される。
◉◉京都市交通局、地下鉄・市バス一部運休・減便の期間を5/31まで延長(5/11 発)
京都市交通局は緊急事態宣言の期間延長を踏まえ、5月15日までとしていた地下鉄・市バスの一部運休・減便を5月31日まで延長すると発表。
地下鉄においては、毎週金曜日に終電を30分延長して運行していた深夜便「コトキン・ライナー」を運休とする。土休日の烏丸線・東西線では、おおむね9時から23時まで約2割減らした減便ダイヤで運行する。烏丸線と近鉄京都線、東西線と京阪大津線(京津線)の直通運転は通常通り実施する。
市バスは通常料金の倍額で運行する深夜バス4系統を運休するとともに、急行系統の平日8時30分以降のダイヤをおおむね半減とする。土休日は急行系統を運休。「京都岡崎ループ」「かわらまち・よるバス」「ぎおん・よるバス」は完全に運休する。
あわせて京都市内に5カ所ある市バス・地下鉄案内所の営業時間短縮も継続。通常の営業時間は7時30分から19時30分までだが、5月末日まで9~17時に短縮して営業する。
◉京都市営地下鉄&市バス 減便 5/6迄分
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、京都市交通局は29日から5月6日までのゴールデンウイーク(GW)期間中の土日休日に、市営地下鉄の運行本数を約2割減らす。16日に京都を含む全都道府県に緊急事態宣言が発令されたことを受けた措置。
始発から午前9時までの通勤時間帯を除く烏丸線、東西線の両路線が対象。乗り入れしている烏丸線の近鉄と東西線の京阪は通常通り運行する。
減便の程度を2割にした理由について、市交通局は先に減便した大阪メトロを参考にしたといい、「大きな混乱もなく、運行している車両で密度が高くなることもない」とする。
同局は市バスについても、観光客向けの急行系統を25日から5月6日までの土日休日は運休する。観光客向けの100、101、102、105、106、110、111の7系統が対象。また市中心部と左京区岡崎地区を結ぶ「京都岡崎ループ」は同期間、平日も含めて運休。
💋平日も通勤通学時間帯を除く時間は減便して交通従事者の負荷を考えて減らしたほうが?