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🧠東大生に学ぶ「脳の容量増やす」たった1つの簡単技 202302

2023-02-11 00:53:00 | なるほど  ふぅ〜ん

東大生に学ぶ「脳の容量増やす」たった1つの簡単技
 東洋経済online より 230211 西岡 壱誠:現役東大生・ドラゴン桜2編集担当


 脳の容量を増やして、決断力を高める方法を解説します

 人間は悩む生き物です。では「優柔不断」を改善・克服するためにはどうすればよいのでしょうか。
「東大生は悩まずにスパッと決められる人が多い」と指摘するのが、偏差値35から東大合格を果たし、漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当でもある西岡壱誠氏です。
新著『「悩む」を時短する! 東大式感情コントロール術』を上梓した西岡氏が「決断力を速める技術」について解説します。

⚫︎悩む時間を短縮するには「選択」を減らす
 みなさんは、優柔不断なタイプですか? それとも物事をスパッと決めることができるタイプですか?

 何かを選択するときに、時間がかかってしまってうまくいかない、なんて人もいるでしょう。または、決めたのにも関わらず、後から「やっぱりあっちのほうがよかったんじゃないか」なんて考えて、モヤモヤしてしまう人も多いと思います。

 本当は、何を選んだっていいんです。だって人間、その時々の最善の選択をしたとしても、後になってから「もっとよい可能性」が出てきてしまうものだからです。
 そのときはそれがいいと思った選択だったとしても、絶対に後から考えれば「こっちだったな」というものは出てきてしまいます。
 だから、どんな選択をしても間違いは起こるものであり、考えたって無駄なことが多いから、時間をかけずにスパッと決めたほうが、悩む時間を短縮できて得なのです。

 東大生は、優柔不断なタイプが少ないように感じます。会議で何かを決めるときも、ご飯屋さんに行くときも、悩まずに物事をスパッと決めることができる人が多いです。

 以前、東大医学部の友人とお寿司屋さんに入ったら、入って早々に「中トロ10巻、以上で」と決めてしまいました。「それ、ちゃんと考えたの? 衝動的に決めたの?」と聞くと「いや、ちゃんと考えたよ。そのうえでこの選択なんだ」と言っていました。
 東大生はそれくらい決断や判断のスピードが速いのです。

 なぜ、東大生は選択が速いのか。それは、普段の生活からあえて「選択」を減らす傾向があるからだと僕は思っています。

 例えば、Appleの創業者の1人であるスティーブ・ジョブズは、人前に出る時に毎回同じ服を着ていました。決まって同じ服を着ていたので、みんな「毎日同じ服なのか?」と不審に思っていたそうなのですが、実は真相は少し違いました。
 彼は、同じ種類の服をたくさん持っていて、それを毎日着ていたのです。

 東大生や東大卒の人でも、彼と同じように、同じ服を何着も持って仕事をしているということがあります。堀江貴文さんが最たる例ですね。同じシャツを何着も持っているそうです。

⚫︎脳科学的にも理にかなっている
 実はこれ、脳科学的に理にかなっている話です。ケンブリッジ大学のバーバラ・サハキアン教授の研究によると、人は1日に最大3万5000回の選択をしているといわれています。

 そして、明確な基準がわかっているわけではないのですが、人間の脳は1日に選択できる数が決まっているのだそうです。それ以上の選択をしてしまうと脳が「決断疲れ」を起こして、「決断の先送り」が増えてくるのだそうです。

「3万5000回? そんなに選択しているかな?」と思うかもしれませんが、職場に着ていく服、何分の電車に乗るか、どの駅で降りて、どのタイミングで仕事を始めて、いつ取引先に電話をするのか、どんな言葉を使ってどんな話をするのか……と、細かい選択をしていくと、3万5000回なんてあっという間です。

 逆に言えば、普段から選択する数を減らす訓練をしておくと、本当にしっかり選択しなければならない場面において、的確かつ素早く選択することができます。同じ服を何着も持っているのは、「服を選ぶ」という選択をしなくて済むようにするためです。
同じだから選ばなくてよくて、だからこそ選択の回数を減らすことができます。

 服の選択だけではありません。

 東大生は手帳を使ってしっかりとスケジュールを立てている人が多いのですが、これも選択を減らす行為だといえます。朝起きる時間を固定して、毎日決まってこのルートで駅に行き、この時間の電車で通勤通学すると決めておけば、選択の数はどんどん減っていきます。

⚫︎無駄な選択をするほど、脳の容量が埋め尽くされる
 逆に、何となく8時くらいに起きて「今日は何時の電車で通勤しようかなあ」と考えるのは、無駄な選択をすることにつながってしまいます。無駄な選択をすればするほど、脳の容量はそれらで埋め尽くされて、優柔不断になってしまうのです。

 だからこそ皆さんにおすすめなのは、「無駄な選択を減らす」ということです。

・スケジュールを固定して、なるべく決まったスケジュールで動く
・無駄な装飾品を持って選択するのではなく、いくつか固定して選択の数を減らす
・物の置き場所を決めておく
・よく聞く音楽のプレイリストを固定する

 または、選択の上限は睡眠によって一度リセットされるそうなので、なにか大きな選択が必要な日は、前日に決めるべきことは全部決めておいてしまうというのもいいでしょう。「明日は大事な試験だから、朝何時に起きて、あのルートを通って……」と考えておくことで、万全な状態で「本番の選択」に臨めます。ぜひ参考にしてみてください!


💋実感!納得!

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