日本の歴史のを解く9つの鍵 古代~幕末編/岡崎久彦、渡部昇一、石平/海竜社/2009
元外交官、元英文学者、元中国人、多彩な経歴を持つ3人の視点で書かれた、日本論、どちらかと言うと國體論に近いような気がする。
この本は、見出しが面白い。設定された國體論的9つの論点について、3者それぞれの視点で論じるのだ。
特に、見出しの立て方が素晴らしい。
読んでいて飽きないどころか、読んだ方が勇気づけられるのである。
この本に書いてあることなどを通じて、我々は自国の歴史、文化、伝統について自身を持つべきではないか、というのが率直な感想である。
古書価格はパッとしないが、この本の存在価値は高いと考えるのである。
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