保守主義の哲学 知の巨星たちは何を語ったか/中川八洋/PHP研究所/2004
保守主義の政治思想のルーツ、特に、建国以降のアメリカ保守主義が政治思想として、英国をルーツとする伝統的政治思想と、どう異なるのか?を説明した本。
ただし、著者は、アメリカの保守主義に係わる研究者が、現代において数えるほどしかいないこと、アメリカ保守主義の重要文献が日本語に未翻訳であるばかりか、東大、京大などの大学の研究者にて研究対象とされた兆候がないことを指摘する、保守主義思想家にとっては警告の書でもある。
おわりに、おいては、高校倫理で教えている思想家たちが、本来教えるべき有益なものではなく、害悪あるものだらけであることを説明している。これはこれで、使い道がある、政治思想に関心ある方にとっては有益な本として位置づけられる。
保守主義の政治思想のルーツ、特に、建国以降のアメリカ保守主義が政治思想として、英国をルーツとする伝統的政治思想と、どう異なるのか?を説明した本。
ただし、著者は、アメリカの保守主義に係わる研究者が、現代において数えるほどしかいないこと、アメリカ保守主義の重要文献が日本語に未翻訳であるばかりか、東大、京大などの大学の研究者にて研究対象とされた兆候がないことを指摘する、保守主義思想家にとっては警告の書でもある。
おわりに、おいては、高校倫理で教えている思想家たちが、本来教えるべき有益なものではなく、害悪あるものだらけであることを説明している。これはこれで、使い道がある、政治思想に関心ある方にとっては有益な本として位置づけられる。
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