閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

Fire生活経験談のほか、世相世情 💹📆、知的生産技術💻📱、書評📒について、書き綴ります。⏳

コーポレートガバナンス上の問題を抱えた企業

2024年03月30日 | ビジネス

上場企業の工事会社の施工上の手抜きが原因で、住民にとって迷惑な事件が発生した。
ある自民党元議員、工事業界事情に詳しい元議員にお聞きしたところ、次のような情報を得た。

・この会社は、親会社(都市ガス)と子会社(LPガス)で常に受注競争をやっている
・この子会社が親会社の指示に業務上従うことはない

業種的にガス会社の場合、都市ガス部門が親会社、LPガス部門が子会社となる位置関係にある。

通常の上場企業の場合、業務上、子会社が親会社に従わないなんてことはあり得ないことである。

この工事会社(子会社の方)は、問題発生した以降、最終処置確認の場面でもいい加減だった。

最終確認の場に立ち会おうとしないのである。また、被害世帯訪問もなかった。この子会社はコンプライアンス遵守企業であると世間に宣言する企業グループの一員であるという認識がそもそもなかった。

このようなコーポレートガバナンス的に問題ありそうな企業を存在させていいのか。

おそらく一社だけではない。全国各地のガス会社がガバナンス上の欠陥を抱えているような気がするところである。


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1 コメント

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マルテンサイト千年京都 (グローバルサムライ)
2024-05-20 14:33:11
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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