閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

Fire生活経験談のほか、世相世情 💹📆、知的生産技術💻📱、書評📒について、書き綴ります。⏳

百年ダムを造った男 土木技師八田與一の生涯

2014年01月18日 | 書評 伝記
百年ダムを造った男 土木技師八田與一の生涯/斉藤充功/1997

下記のレビューが的確であると考える。

http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E5%8F%B0%E3%81%AE%E6%9E%B6%E3%81%91%E6%A9%8B%E3%83%BB%E7%99%BE%E5%B9%B4%E3%83%80%E3%83%A0%E3%82%92%E9%80%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%94%B7-%E6%96%8E%E8%97%A4-%E5%85%85%E5%8A%9F/dp/4788709503/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1390043779&sr=8-1&keywords=%E7%99%BE%E5%B9%B4%E3%83%80%E3%83%A0%E3%82%92

5つ星のうち 2.0 植民地支配は悪であるという史観に基づいている。技術的内容は貧弱、理解不足の感 2012/12/19

By ご隠居さん

形式:単行本|Amazon.co.jpで購入済み


日台の架け橋というタイトルと内容がそぐわない。架け橋にしては日本側の記述がない。相互の関係がわからない。
八田與一の人物については他書の写しの域をでない。随所に、事実に基づくよりは、植民地支配は悪であり、それ以外ではないという史観に基づいて書かれている。事実の解釈にそれが影響しているところが多い。日本の植民地支配を批判する記述が出てくる。 八田與一氏関する記述でも、単に推測で書いてあるところも多い。
土木技術については多分理解していない。正確度を欠く。話として読むしかない。資料的価値はない。

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著者は、日本の台湾統治を悪であるという視点で、この本を書いている。
また、根拠がはっきりしない、著者の願望としての推測が至るところにある。
これでは、ノンフィクションではなく、フィクションだろう。
ノンフィクションライターとして、最大の問題点はここにある。

ライターとしての姿勢に疑問を持たざるを得ない。

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