閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

Fire生活経験談のほか、世相世情 💹📆、知的生産技術💻📱、書評📒について、書き綴ります。⏳

自由訳 良寛

2012年01月25日 | 書評 詩・和歌
自由訳 良寛/新井満/世界文化社/2009

良寛の漢詩を現代人向けに、意訳した本である。

良寛に関する簡単な解説もある。

良寛に関する普通の本とは、少し違う感じはするが、とりあえずの入門書だと割り切って読む本だと思う。

30分もあれば、良寛の生き方の全体像が見えてくるのではないだろうか?

なお、私は、この本で大きな発見があった。

一つは、
全国良寛会という組織が存在し外国にも良寛の研究者がおり、

もう一つは、神風特攻隊の話題になると出てくる、「散る桜残る桜も散る桜」という句は、実は良寛の辞世の句だった

のだ。

良寛は、在命中に何かをしたわけではないが、亡くなってから200年以上経過した現代においてもその存在感は色褪せない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 良寛 心のうた | トップ | 良寛  »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿