アメリカ民主党の崩壊/渡辺惣樹/PHP研究所/2020
過去20年間に的を絞り、アメリカ民主党政権がしでかした悪行について、歴史書風に編集した本。
渡辺惣樹の本なので駄本ではなく、意図を持って書かれている。
一言で言うと、この本は過去20年間、日本のマスコミ、特にワシントン駐在の特派員が報道してこなかった情報集である。
ワシントン駐在特派員が報道していたなら、この本は刊行する価値がないのだが、報道してこなかったので文献的価値が生ずるといいうことなのである。
大見出しから、衝撃的なものを選んで紹介させていただく。
・カダフィ排除から露呈したネオコンの悪行
・ヒラリーを擁護する主要メディア・司法省・FBI
・司法省とFBIに蔓延っていた親ヒラリー・反トランプ官僚
・ヒラリーの創作したロシアゲート
見出しに関して知っていることをイメージして読めば、(何かと不報道だらけの、アメリカ政治史、特にネオコンの悪行について)情報整理に繋がるはずである。
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