自警録 心のもちかた/新渡戸稲造/講談社学術文庫/1982
あの武士道の著者だけあって、それなりに纏まっている。
この手の本については、三笠書房から西洋人の本が多く出版されているが、私は、西洋人のものよりは新渡戸稲造の方をおすすめする。
なぜなら、新渡戸稲造が生きた時代、アジア・アフリカは欧米列強の植民地だったのであり、大部分の西洋人、聖職者を含めて、植民地政策はもちろんアジア・アフリカの人たちを奴隷として扱ったことを謝罪せず、反省していないのであるから、我々同胞の本から読み進めるのは当然のことだと思うからだ。
そして、その最初は「神と獣類の間に立つ人」との見出しで始まっている。
我々は、西洋人だろうと日本人だろうと等しくそうなのだ。
あの武士道の著者だけあって、それなりに纏まっている。
この手の本については、三笠書房から西洋人の本が多く出版されているが、私は、西洋人のものよりは新渡戸稲造の方をおすすめする。
なぜなら、新渡戸稲造が生きた時代、アジア・アフリカは欧米列強の植民地だったのであり、大部分の西洋人、聖職者を含めて、植民地政策はもちろんアジア・アフリカの人たちを奴隷として扱ったことを謝罪せず、反省していないのであるから、我々同胞の本から読み進めるのは当然のことだと思うからだ。
そして、その最初は「神と獣類の間に立つ人」との見出しで始まっている。
我々は、西洋人だろうと日本人だろうと等しくそうなのだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます