格安で海外旅行できた時代が続き、旅行ガイド本の価値は、旅行予定ない人以外は、まったくないと思ってきた。
ところが、昨今の円安、インフレで海外旅行が割高となり、移民激増による治安悪化もあり、欧米方面の海外旅行を諦めざるを得ない状況となった。
代わりに、旅行ガイドを読むことにした。
昔と異なり、旅行ガイド本は、カラー頁が増え1冊2000円のものが主流である。一つの地域で数冊買うとすれば、すべて新刊書で揃えるほど金銭的余裕はないため、古書で間に合わせることなる。
旅行ガイドの古書価格は、数年前までなら半額レベル。10年前のもので100円前後。ところが、30年前の古書になると数千円のものだらけである。
30歳の時に単身ドイツのロマンチック街道を旅行したことがある。当時の様子を知るには、当時販売されていた本の方が都合がいい。当時の写真が旅行ガイドに掲載されているからである。
つまり、旅行ガイドは年数が経てば経つほど性格が変わるため、古い旅行ガイドは、流通部数が減少傾向となる中、(旅先での移民が少なかった)往時の思い出を再現することになるため高価格化しやすいのである。
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