左翼活動というとインテリだというイメージがある。
瀬戸弘幸ブログの記事によると、最近の左翼組織は、関西生コンのような暴力主義的な活動を日常的に行っている組織がリードしているそうだ。
教科書的に習った左翼運動と現実の左翼運動の乖離があるような気がする。
強いて言うと、日本の左翼運動が、日本人でない人たちに乗っ取られ続け、現在に至っているのではないか。
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http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53292760.html
日本で一番過激な極左と言えば、革共同・中核派です。この日本最大の極左テロ組織が機関紙「前進」において、下記のように書いているほどです。
関西生コンの闘いに学ぶ 団結の力で大資本と対決 共謀罪型弾圧うち破り
発行日: 2017年11月27日 第2897号 労働運動
週刊『前進』04頁(2897号02面01)(2017/11/27)
全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部(以下、関生支部)は、関西で生コン産業に従事する労働者を主に組織する産業別労組である。11月労働者集会は1998年に関生支部、全国金属機械労働組合港合同、動労千葉が「国鉄闘争勝利」「闘う労働組合の全国ネットワーク」を呼びかけスタートした。それは連合と対決する労働運動の階級的潮流として20年にわたり闘われ、連合の崩壊・打倒情勢を切り開いている。いよいよ全労働者の怒りを結集して労働運動の主流派に一挙に飛躍するときだ。求められているのは、闘う労働運動を現場で実践し、労働者の結集をつくり出すことだ。新自由主義を打ち破り、労働者階級の最先端でそれを推し進めている関生支部から全力で学び、連帯して、職場から闘う労働運動を巻き起こすことを訴えたい。
「常識」うち破った歴史
「敵の作った社会的規範というか、常識というか、そういうものに従うんじゃなく、それに対して能動的に労働者の側から相手側に作られた常識を打ち破ってきた」(武建一委員長。『関西地区生コン支部労働運動50年―その闘いの軌跡』)。
関生支部の闘いは労働者の団結を武器に、資本がつくった壁を徹底的に打ち破ってきた歴史である。
60年代初めに大阪の生コン労働者が低賃金・長時間労働、前近代的な奴隷労働、警察や暴力団をも使った組合つぶしとの闘いを開始した。この闘いの中で、65年、関生支部は産業別労働組合として結成された。
関生支部はストライキをはじめとした行動を積み重ね、組合つぶし、不当解雇などと熾烈(しれつ)に闘った。闘いをとおして「(セメント独占資本やゼネコンなど)背景資本の責任追及」「資本の不当労働行為のやり得を許さない。権利侵害に対しては実損とペナルティをとる」「一つの分会にかけられた権利侵害を支部全体の総力をあげた反撃ではね返す。他人の痛みを己の痛みとする労働運動」など今日に至る闘争路線、伝統をつくり上げた。
生コン産業全体の統一的な賃金・労働条件を求めて闘う中で、73年春闘で初めて集団交渉方式が実現した。建設・生コン産業は70年代半ばに構造不況業種となる。関生支部は不況をチャンスとして「中小企業の自主性・主体性の確立、協同組合化による共同受注・共同販売」「賃金・労働条件の統一化、共同雇用責任、不当労働行為の共同排除」などを産業政策方針として提起し成果をかちとっていった。その闘いは81年春闘での大阪、兵庫での初の無期限ストライキを背景に、生コン産業に従事する全構成員が参加する集団的労使関係にまで発展した。
このように関生支部は、直接雇用主である生コン業者に対して立ち上がるだけでなく、中小業者をも支配する大資本との闘いを繰り広げてきた。
以上
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