閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

Fire生活経験談のほか、世相世情 💹📆、知的生産技術💻📱、書評📒について、書き綴ります。⏳

自分探しの技術

2014年01月23日 | 知的生産技術

基本的には、「先祖の墓を訪ね歩くために必要となる技術」ではないかと思う。

先祖のことなので、まず最初に、戸籍書類は可能なものはすべて役所で入手することになる。土地勘がなければ、法務局で土地図面等を閲覧することになる。
そのうえで、大まかな居住地を推測し、お寺の情報を収集しつつ、お墓がありそうな場所を探すことになる。
たが、これらの調査は一筋縄ではいかないことは覚悟すべきだが、直ぐに諦める必要はない。
経験則から言うと、意外なところから、新たな手がかりが得られることが往々にしてあるのだ。

また、一見事務手続きに過ぎない、無味乾燥な作業の連続に映るが、これら一連の過程で、新たな発見があるように私は思う。
郷土史を読んだり、史料館を訪問したり、家紋を調べることを通じて、先祖の手がかりを得るのとあわせて、その地域の歴史、伝統、文化を自然に吸収し学ぶことになる。
また、その地区の同姓の歴史上の人物の業績の凄さに驚くこともある。

きちんとした血筋、いわゆる名家なら、既に家系図があり、どこが本家でどこが分家なのか識別でき、同姓の末裔の方が今もその地区に住み続けられ、かつ先祖のお墓は今も保存、管理されているに違いない。

そういう意味で、ご自身の文化的、歴史的根無し草感が気になる方は、自分探しのための先祖のことを一度調べてみることをおすすめしたい。
きっと得るものが大きいと思う。


 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 記号とはなにか 高度情報化... | トップ | 社会を動かした個性 六人の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿