サイコパスという名の怖い人々/高橋紳吾/河出書房新社/1999
近年、青少年、それも15歳前後の男子中学生、高校生が引き起こす凄惨な事件が続出している。
いずれの事件も昔価値観ならば信じられない話なのかもしれないが、これだけ起こるということは、異常心理を持った人が間違いなく増えてきていること、そして我々の身近に存在していることを意識する必要がある。
この本では、異常心理者が引き起こす犯罪行為について解説している。こういう本をテレビ番組の延長線上で怖いもの見たさに興味本位で読まれる方がいらっしゃると思うが、それは人として間違いであることを指摘しておきたい。
なぜなら、異常心理者は異常ななりに悩んでおり、周囲の暖かい配慮で自然に立ち直ったりしたり、重大事件に至らないことも期待できるからである。
そういう意味で、周囲に何か理解できない不可解な人が居て、その人を理解するためにこの本と出会ったというのが自然な気がする。
この本が儒教思想に基づき書かれているため、この本の内容について違和感を持つ日本人は少ないのではあるまいか。
1日に1個所ずつ読み思索することを薦めしたい本である。
近年、青少年、それも15歳前後の男子中学生、高校生が引き起こす凄惨な事件が続出している。
いずれの事件も昔価値観ならば信じられない話なのかもしれないが、これだけ起こるということは、異常心理を持った人が間違いなく増えてきていること、そして我々の身近に存在していることを意識する必要がある。
この本では、異常心理者が引き起こす犯罪行為について解説している。こういう本をテレビ番組の延長線上で怖いもの見たさに興味本位で読まれる方がいらっしゃると思うが、それは人として間違いであることを指摘しておきたい。
なぜなら、異常心理者は異常ななりに悩んでおり、周囲の暖かい配慮で自然に立ち直ったりしたり、重大事件に至らないことも期待できるからである。
そういう意味で、周囲に何か理解できない不可解な人が居て、その人を理解するためにこの本と出会ったというのが自然な気がする。
この本が儒教思想に基づき書かれているため、この本の内容について違和感を持つ日本人は少ないのではあるまいか。
1日に1個所ずつ読み思索することを薦めしたい本である。
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