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沖縄・高江 標的の村

2016年07月22日 | 日記

 

一部引用
沖縄県の高江では、ヘリパッド建設の強行が、参院選直後の明け方から始まっています。
ヘリパッドは、高江の集落を囲むように、全部で6箇所建設される予定で、そのうちのすでに完成した2箇所には、すでにオスプレイが配備されてしまいました。

6箇所すべてを完成させるための工事に抗議する市民の人たちを排除するため、全国から集めた1000人という、異常ともいえる数の機動隊を投入しました。
高江は、那覇から車で3時間。
住民の数は約160人、とても小さな集落です。
そして、やんぱるの森という、世にも美しい緑と、豊かな種類の生き物が住む、素晴らしい森があります。
そんな小さな村の近くにあるダムには、抗議の人々が使う公衆トイレがあるのですが、そこでは警察が検問しているのだそうです。
そしてその1000人もの機動隊は、少し離れたホテルに寝泊まりしながら、抗議をする住人や人たちをごぼう抜きするのです。
抗議のテントの撤去も始まるといわれています。

高江のヘリパッドは、1996年12月の『沖縄に関する日米特別行動委員会』において、米軍北部訓練場の一部を返還する条件として、建設されることになったのですが、
このとき国は、オスプレイ配備の可能性を把握していながら、住民には全く知らせませんでした。

『それから説明会も何もなく、工事を強行し、年間1200回という、オスプレイの高江での訓練は、もう始まってしまった』
『返還を口実に、恩着せがましく振る舞い、より便利な訓練場を、日本の税金で用意して頂こうという、アメリカ軍の常套手段』

不条理な権力の横行に苦しめられてきた沖縄を、ずっと撮り続けておられる三上智恵監督の言葉です。

 

 

 

 

Targeted Village / 標的の村