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聖書の音信、日々のニュース関連を書いています。

火​の​よう​な​色​の​馬​の​騎手~聖書

2021年01月14日 | 日記

火​の​よう​な​色​の​馬​の​騎手

「すると,別​の,火​の​よう​な​色​の​馬​が​出​て​来​た。そして,それ​に​乗っ​て​いる​者​に​は,人々​が​むざん​な​殺し合い​を​する​よう​地​から​平和​を​取り去る​こと​が​許さ​れ​た。そして​大きな​剣​が​彼​に​与え​られ​た」。
(黙示録・啓示 6:4)

この​騎手​は,戦争​を​表わし​て​い​ます。関係​する​2,3​の​国​だけ​で​なく​全​世界​から​平和​を​取り去る,と​いう​点​に​注目​し​て​ください。
1914​年​に​は​史​上​初​の​世界​戦争​が​勃発​し​まし​た。その​後,さらに​破壊​的​な​第​二​次​世界​大戦​が​起き​まし​た。1914​年​以降​の​戦争​や​内戦​に​よる​死者​の​総数​は​1億​人​を​優​に​上回る​と​され​て​おり,それ​以外​に​も​膨大​な​数​の​人​が​重傷​を​負い​まし​た。

今日,戦争​は​どれ​ほど​広まっ​て​いる​でしょ​う​か。歴史​上​初めて​の​こと​と​し​て,人間​は​全​人類​を​抹殺​する​能力​を​手​に​入れ​まし​た。国連​など​の“平和​維持​組織”は,赤い​馬​の​騎手​を​阻止​でき​て​い​ませ​ん。

 

黒い​馬​の​騎手

「見る​と,見よ,黒い​馬​が​い​た。それ​に​乗っ​て​いる​者​は​手​に​はかり​を​持っ​て​い​た。そして​わたし​は,四つ​の​生き物​の​真ん中​から​出る​か​の​よう​な​声​が,『小麦​一​リットル​は​一​デナリ,大麦​三​リットル​は​一​デナリ。オリーブ​油​と​ぶどう​酒​を​損なう​な』と​言う​の​を​聞い​た」。

『子羊が第3の封印を解いた時,私は第3の生き物が「来なさい!」と言うのを聞いた。見ていると,黒い馬が現れた。それに乗っている者は,はかりを持っていた。そして私は,4つの生き物の真ん中から出たような声がこう言うのを聞いた。「小麦1リットルは1デナリ,大麦3リットルは1デナリ。オリーブ油とぶどう酒を無駄に使ってはならない」』。
(黙示録・啓示 6:5,6)

この​騎手​は,飢きん​を​表わし​て​い​ます。
聖句​に​よる​と,食糧​が​不足​し​て​いる​の​で,小麦​1​㍑​の​値段​が​1​デナリ​も​し​て​い​ます。それ​は,西暦​1​世紀​の​1​日​の​賃金​に​相当​する​額​です。

「労働者たちと1日1デナリで合意し,ブドウ園に行かせました」。
(マタイ 20:2)

同額​で,小麦​に​劣る​と​され​て​い​た​大麦​なら​3​㍑​買う​こと​が​でき​ます。しかし,その​量​で​大​家族​を​いつ​まで​養える​と​言う​の​でしょ​う​か。
そして​当時,その​文化​圏​で​基本​的​な​食料​品​だっ​た​オリーブ​油​や​ぶどう​酒​に​言及​する​こと​で,毎日​食べる​物​さえ​節約​する​よう​に​と​の​警告​が​なさ​れ​て​い​ます。

1914​年​以来,この​黒い​馬​の​騎手​が​乗り進ん​で​いる​証拠​は​明らか​です。20​世紀​に​は​約​7000万​人​が​飢きん​で​死亡​し​まし​た。
ある​機関​は,「2012​年​から​2014​年​に​は,世界​人口​の​約​9​分​の​1​に​相当​する​8億500万​人​が​慢性​的​な​栄養​不良​の​状態​に​あっ​た」と​し​て​い​ます。
また,別​の​報告​に​よる​と,「毎年,飢きん​に​よっ​て,エイズ​と​マラリア​と​結核​に​よる​死者​を​合わせ​た​より​も​多く​の​人命​が​奪わ​れ​て​いる」と​の​こと​です。
飢え​て​いる​人​を​養う​ため​に​数々​の​誠実​な​取り組み​が​なさ​れ​て​いる​に​も​かかわら​ず,黒い​馬​の​騎手​は​依然​と​し​て​乗り進ん​で​い​ます。



青ざめ​た​馬​の​騎手

「見る​と,見よ,青ざめ​た​馬​が​い​た。それ​に​乗っ​て​いる​者​に​は“死”と​いう​名​が​あっ​た。そして,ハデス​が​彼​の​すぐ​あと​に​従っ​て​い​た。そして,地​の​四​分​の​一​に​対する​権威​が​彼ら​に​与え​られ​た。
長い​剣​と​食糧​不足​と​死​の​災厄​を​もっ​て,また​地​の​野獣​に​よっ​て​それ​を​殺す​ため​で​ある」。
(黙示録・啓示 6:8)

第​4​の​騎手​は,疫病​その他​に​よる​死​を​表わし​て​い​ます。1914​年​から​ほどなく​し​て,スペイン​風邪​で​何千万​も​の​人​が​亡くなり​まし​た。当時​の​人口​の​約​3​分​の​1​に​相当​する​5億​人​ほど​が​この​インフルエンザ​に​感染​し​た​もの​と​考え​られ​て​い​ます。

しかし,スペイン​風邪​は​ほんの​始まり​に​過ぎ​ませ​ん​でし​た。専門​家​の​試算​に​よる​と,20​世紀​に​は​3億​を​上回る​人​が​天然​痘​で​亡くなり​まし​た。
医学​の​研究​が​進ん​で​いる​に​も​かかわら​ず,今日​で​も​何百万​も​の​人​が​エイズ,結核,マラリア​など​で​早死に​し​て​い​ます。

戦争,飢きん,疫病​の​いずれ​に​よる​と​し​て​も,結果​は​死​です。「墓」は​容赦なく​その​犠牲​者​を​呑み込ん​で​おり,何​の​希望​も​与え​ませ​ん。


より​良い​時代​が​待っ​て​いる!へ続く>>>

 

 

                                 


身を守るための知恵~聖書

2021年01月14日 | 日記

身を守るための知恵


「人の魂のための贖い[身代金]はその富である。しかし,資力の乏しい者は叱責を聞かなかった」。
(格言・箴言 13:8)

富んでいることにはそれなりの利点がありますが,富が問題を引き起こす場合もあります。今の危険な時代においては特にそう言えます。
「このことを知っておきなさい。終わりの時代は困難で危機的な時になります。人々は自分を愛し,お金を愛し,自慢ばかりし,傲慢で,神や人を冒瀆し,親に従わず,感謝せず,
不忠実になります。自然な愛情を持たず,全く人に同意しようとせず,中傷し,自制心がなく,乱暴で,善いことを愛しません。
人を裏切り,強情で,思い上がり,神ではなく快楽を愛し,
信心深く見えても実際には神を敬っていません。こういう人たちから離れなさい」。

(テモテ第二 3:1~5)

ある地域では,富んでいる人たちや裕福に見える旅行者が泥棒や身代金目的の誘拐犯の標的となっています。

ある発展途上国の状況について,こう報じられています。
「強盗,詐欺,誘拐のゆえに,富裕層が貧困層に対抗処置を取るようになった。レストランは武装警備員を置いている。また,裕福な人の家は,壁に有刺鉄線を張り巡らし,投光器や防犯カメラ,
ガードマンを配備している」。

他の多くの国々でも同じようなことが生じています。

とはいえ聖書には,「資力の乏しい者は叱責を聞かない」,別の言い方をすれば,脅されることさえない,とあります。この優れた知恵の言葉から何を学べるでしょうか。
犯罪や暴力の多発する地域で暮らしているなら,あるいはそのような場所に行く必要があるなら,裕福そうな格好をして目立つことは避けなければなりません。
人前での服装や持ち物に注意を払いましょう。人目を引きそうな物を持っている場合は特にそう言えます。
箴言・格言 22章3節にはこうあります。「災いを見て身を隠す者は明敏である。しかし,経験のない者たちは進んで行って,必ず報いを身に受ける」。

「聡明な人は危険に気付いて身を隠すが,経験のない人たちは進んでいって当然の報いを受ける」。
(箴言・格言 22:3)

聖書に収められている知恵には,わたしたちの安全を願う創造者の気遣いが表われています。
伝道の書・コヘレトの言葉 7章12節が述べるとおり,そうした「知恵は身の守り」となります。知恵は「それを所有する者たちを生きつづけさせる」からです。

「お金は身の守りであり,知恵も身の守りである。しかし知識や知恵の利点は,人の命を保たせることだ」。
(伝道の書・コヘレトの言葉 7:12)