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2021年11月25日 | 日記

 

 

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ネットいじめに遭ったら~ 聖書

2021年11月25日 | 日記

 

・知っておきたいこと

・できること

・若者のコメント

 

知っておきたいこと
インターネットではいじめが起きやすくなります。「ネットでは顔が出ないので,普通ならいじめなどしないような子でも意地悪なことができてしまう」
と「ネット上の安全」(英語)は述べています。

ターゲットになりやすい人がいます。内気そうな人,ほかとは違って見える人,自分に自信がない人などです。

ネットいじめは深刻な影響を及ぼします。孤独感や憂鬱な気持ちを助長するので,自殺する人もいるほどです。

 

できること
まずは,「これって,本当にいじめだろうか」と考えてみましょう。悪気はなくても傷つけるようなことを言ってしまうことは,だれにでもあります。そんなことをされた時は,聖書の次のアドバイスが役立つかもしれません。

「自分の霊にせき立てられて腹を立ててはならない。腹立ちは愚鈍な者たちの胸に宿るからである」。
(コヘレトの言葉・伝道の書 7:9)

一方,ネット上でわざと行なわれる嫌がらせや脅しは,いじめです。
もしネットいじめを受けているなら,どう対応するかで,物事は良くも悪くもなる,ということを覚えておきましょう。次のアドバイスを試してみてください。

 

無視する。聖書はこう教えています。
「自分のことばを控える者には知識があり,識別力のある人は霊を冷静に保つ」。
(箴言 17:27)

このアドバイスをおススメする理由: 「いじめっ子の一番の目的は,相手をカッとならせること」です。「冷静さを失うなら,思うつぼ」です。(ナンシー・ウィラード著,「ネットいじめとネット脅迫」[英語])

まとめ: 無視するのが一番,ということもあります。

やり返したくなる気持ちに抵抗する。
聖書は,「危害に危害,ののしりにののしりを返すこと」をしないよう教えています。
(ペテロ第一 3:9)

このアドバイスをおススメする理由: 「怒りは弱さの表われで,もっといじめられる可能性があり」ます。
(「子どもたちの安全なネット利用のために」[英語])やり返すなら,ほかの人から見て,どちらがいじめっ子なのか分からなくなります。

まとめ: 火に油を注がないようにしましょう。

作戦を立てる。聖書は,「悪に征服されてはなりません」と教えています。(ローマ 12:21)

状況を悪化させずにいじめをやめさせる方法はあります。

例えば・・・
ひどいメッセージを送ってくる人はブロックしましょう。「読まなければ傷つくことはない」と「画面の向こうでは別の人」(英語)という本は述べています。
読まないとしても,証拠はすべて残しておきましょう。それには,メール,インスタントメッセージ,ブログやSNSの書き込み,ボイスメッセージなどで,攻撃的な内容のものが含まれます。

ネットいじめをやめてほしいと伝えましょう。ハッキリと,でも冷静に,こう言うことができます。
「もう二度とメッセージを送らないでください」。

「投稿を削除してください」。

「やめないなら,しかるべき手段に訴えます」。

自分に自信を持ちましょう。自分の短所ではなく長所に目を向けるのです。
「たとえ話し方が未熟だとしても,知識については決してそうではありません。私たちが全てのことに関してあらゆる方法で皆さんにはっきり示した通りです」。
(コリント第二 11:6)

ほかのいじめと同様,ネットいじめでも,弱そうに見える人がターゲットにされます。
大人に相談しましょう。まず親に話してみてください。サイト管理者やプロバイダーに報告することもできます。深刻な場合は,親と一緒に学校や警察に相談したり,弁護士のアドバイスを求めたりする必要があるかもしれません。

まとめ: 嫌がらせをやめさせたり,ネットいじめの被害を減らしたりするためにできることがあります。


若者のコメント

「ネットいじめに遭ってまでそのサイトを使う必要はありますか。百害あって一利なしということもあります。その人をブロックできませんか。どんな場合でも,できることは何かしらあるはずです」。
ナタリー

「ネットいじめに遭っているなら,大人に話しましょう。“弱虫”とか“子ども”呼ばわりされても,それは違います。勇気をもって話すのは,強さの証拠です」。
ダリウス